インテリジェンスはこのほど、ビジネスパーソンを対象とした「ビジネスシーンにおいて必要だと思う知識・スキルに関する調査」の結果を発表した。

自分に必要なスキル(全体)

自分に必要なスキル、「コミュニケーション力」がトップ

それによると、ビジネスパーソンの89%が「今の自分には何らかの知識・スキルが必要」だと考えていることが判明。一方、「自分に必要なスキルはない」と答えた人は11%にとどまった。

自分に必要なスキルを尋ねると、「コミュニケーション力」が60%でトップ。以下、「PCスキル」が53%、「英語力」が42%と続いた。そのスキルが必要だと思う理由を聞くと、コミュニケーション力とPCスキルは「現在の仕事に不可欠」が各6割超となったのに対し、英語力は「キャリアアップ」が48%、「将来的に必要」が41%など、将来を考えた回答が多かった。

男女別にみると、男性の割合が高かったのは、「ネゴシエーション力」「リーダーシップ」「戦略構築力」「意思決定力」など組織マネジメント系のスキル。他方、女性の割合が高かったのは、「コミュニケーション力」「データ分析力」「英語力」「PCスキル」などスペシャリスト系のスキルだった。同社によると、「今回のアンケートの回答者属性で、男性の方がマネジメント職が多いので、そういった観点での回答が多くなっている」という。

調査期間は2016年3月。有効回答は関東、東海、関西在住の20~49歳のビジネスパーソン1,000人。