本日、2016年4月30日(土)よりサンシャイン劇場にて開幕するライブ・ファンタジー『FAIRY TAIL』のプレスコールが開催され、スタッフ・出演者のコメントが到着した。

2006年より講談社「週刊少年マガジン」にて連載が開始され、アニメ化・ゲーム化など幅広いメディアミックス展開が行われている真島ヒロ氏の『FAIRY TAIL』を、世界で初めて舞台化した「ライブファンタジー『FAIRY TAIL』。主演を務めるのは、2.5次元作品においてもきらりと光る存在感を放つ俳優集団D-BOYSの宮崎秋人。共演は、愛加あゆ、白又敦、佃井皆美、桃瀬美咲、そして荒木宏文など、華と実力を併せ持つ個性豊かなキャスト陣が集結している。脚本・演出は、宝塚歌劇団の脚本・演出としてデビューし、"映像の魔術師"の異名をとる世界的なクリエイター、ロベール・ルパージュの許で研鑽を積んだ気鋭のクリエイター・児玉明子氏が担当する。

ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」初日直前コメント

【脚本・演出/児玉明子】

――初日を直前にした今のお気持ちはいかがですか?

お客様に少しでも楽しんで頂ける舞台をお届け出来るよう、キャスト・スタッフ一丸となって、ギリギリまで頑張ります!

――魔法や戦闘シーン(殺陣のシーン)など、「FAIRY TAIL」独特の描写もあるかと思います。実際に演出されてみて、いかがでしたか?

とにかく戦いの場面が多いので、その戦い方が同じにならないよう、演出を変えていこうと思いました。映像や照明、音響の助けは勿論ですが、演劇ならではの生身の役者さんの動きやアナログ的な表現が上手く組み合わせられていれば良いのですが。

――キャスト陣に対して、稽古場での感想をお聞かせください。また、本番に際して、キャスト陣に望んでいることなどはありますか?

今回はアンサンブルのキャストもなく、本当に色々な事をキャストの皆様にしていただいています。その動きや段取りをつけるだけで稽古期間はいっぱいいっぱいでしたので、本番では心置きなく、伸び伸びと自分たちの役を生きて演じて欲しいと思います。

――これから観に行こうかと思っている方に、一言お願いいたします

「FAIRY TAIL」は魔法の世界が舞台で、それを実際にどう演出するかというのは、中々高いハードルです。でもだからこそ新しい挑戦があり、今までにない感覚の舞台が作れる可能性もあります。普段演劇に馴染みのないお客様にもご来場いただけましたら、大変嬉しく思います!

【ナツ・ドラグニル役/宮崎秋人】

――初日を直前にした今のお気持ちはいかがですか?

今年入ってすぐにビジュアル撮影に入ってから約1カ月程の稽古を経て、「いよいよだな」と感慨深い気持ちでいっぱいです。肉体面含め、大変な事は沢山ありましたがエネルギッシュでスピード感のある作品に仕上がっているのではないかな、と思っています。はやく皆様にナツ達が暴れまわっている世界を観て頂きたいですね。

――児玉さん演出の稽古場はいかがでしたか? また、魔法や戦闘シーン(殺陣のシーン)など、「FAIRY TAIL」独特の描写もあるかと思います。実際に演じられて、いかがでしたか?

児玉さんの演出は、頭の中にファンタジーができあがっているからなのか、いい意味で「ポン!」と簡単に難易度の高いオーダーが飛んでくる時が多くて、初めはびっくりしてしまいました(笑)。でも、「物理的に成立するのかな?」、と思う事もフラットに役者に聞いてみて下さるので、「自分ならどう体現していくか」を考える機会がすごく増えました。スタッフさんの力を借りるだけじゃなくて、自分たちの力でどうやってまずは表現できるかを考えるのが楽しいですね。そこから生まれたものに、スタッフさんの力もお借りして、相乗効果のある作品に仕上がったのではないかと思います!

――共演キャストとの稽古場はいかがでしたか? もし具体的なエピソードなどあれば、あわせてお聞かせください

稽古場に日々筋トレクッズが増えていったのはおもしろかったですね(笑)。でも、身体作りの面でも、お芝居作りでもみんなが自分の課題に対して真摯に向き合い、それぞれがどこまで高められるかを良い意味で競っていたのでお互い意識してやれていたと思います。みんなが頑張るから、自分も頑張る。俺が頑張っている姿をみて頑張ったと言ってくれた仲間もいる素敵なカンパニーだと自信を持って言えます!

――これから観に行こうかと思っている方に、一言お願いいたします

「FAIRY TAIL」の持つ力、パワーを僕達なりに長い時間をかけて表現するべく、大切に創ってきました。そしてこの作品の中では、最新の映像技術に加えて、あえて古典的に表現しているところもあります。最新鋭の演出とアナログの表現の良さの繋ぎや、それを引っ張る役者の力を観てほしいです。映像と音の融合、役者の持つ生の迫力を是非劇場で体感して頂きたいです。

【ルーシィ・ハートフィリア役/愛加あゆ】

――初日を直前にした今のお気持ちはいかがですか?

幕が開き、お客様がどのような反応をして下さるのか、とにかくドキドキしております。そして、出演が決定してから、精一杯ルーシィの役と向き合ってきたので、このメンバーでしかつくれない「FAIRY TAIL」の世界を全力でお届けしたい気持ちで一杯です。

――児玉さん演出の稽古場はいかがでしたか? また、魔法や戦闘シーン(殺陣のシーン)など、「FAIRY TAIL」独特の描写もあるかと思います。実際に演じられて、いかがでしたか?

児玉さんとは宝塚時代以来、久しぶりにご一緒させて頂きました。演者の意見にも沢山耳を傾けて下さったり、2.5次元の舞台が初めての私に沢山の温かいアドバイスを下さり、新たな扉を開かせて下さった児玉さんに感謝の気持ちで一杯です。また、特殊な映像や小道具などが、見事に魔法の世界を表現しているので、演じていて、とても楽しいです!!

――共演キャストとの稽古場はいかがでしたか? もし具体的なエピソードなどあれば、あわせてお聞かせください

他のお仕事の関係で、途中からの稽古参加だったのですが、共演者の皆様が本当にあったかい方ばかりで、何度も助けて頂きました。真剣な中にも笑顔の絶えない稽古場で、みんなの結束力がとても強いカンパニーだと思います!!

――これから観に行こうかと思っている方に、一言お願いいたします

舞台で表現する「FAIRY TAIL」は、漫画やアニメとはまた一味違う、新たな「FAIRY TAIL」だと思います!! 迫力満点のこのステージ!! 是非一緒にこの世界を楽しみましょう! 劇場でお待ちしております!!

【ジェラール・フェルナンデス役/荒木宏文】

――初日を直前にした今のお気持ちはいかがですか?

とてもワクワクしています。ライブファンタジーという新しいジャンルという事と、「FAIRY TAIL」という魔法を使ったバトル漫画が原作という事もあり、劇場での場当たりが終わるまでずっと発見があるとても刺激的な現場でした。ここから更にお客様もはいり、やっと完成すると思うとワクワクが止まりません。

――児玉さん演出の稽古場はいかがでしたか? また、魔法や戦闘シーン(殺陣のシーン)など、「FAIRY TAIL」独特の描写もあるかと思います。実際に演じられて、いかがでしたか?

とても心穏やかな、少年少女の気持ちを持ったとても素敵な方です。またご一緒したいと心から思いました。魔法を見せる演出は演技力とは別に技術的なテクニックが必要だったりと、ナツやグレイ、エルザは大変な思いをしたと思います。ですが、さすがフェアリーテイルのメンバー。折れる事なくここまで来れたのはその役で選ばれた人柄がキャラクターと近かったからだと思います。

――共演キャストとの稽古場はいかがでしたか? もし具体的なエピソードなどあれば、あわせてお聞かせください

とても良い人達でした。それが良くない方に転がった瞬間もありました。空気を読み過ぎて、縮こまってしまったり…。でもそれぞれがそれぞれの形で一生懸命挑んでいたので、最終的には乗り越えここまでこれた事を嬉しく思います。

――これから観に行こうかと思っている方に、一言お願いいたします

ライブファンタジーという新しいジャンルに皆様「どういうものか」という疑問を持たれていると思います。その答えが30日から見れますので、興味のある方は是非観て頂きたい。この新しい挑戦は、新しい日本のエンターテイメントを築く第一歩。最高の夢の世界をお届けします!

ライブ・ファンタジー「FAIRY TAIL」開催概要

【原案】真島ヒロ「FAIRY TAIL」(講談社「週刊少年マガジン」連載)
【脚本・演出】児玉明子
【出演】
宮崎秋人 / 愛加あゆ、白又 敦、佃井皆美、桃瀬美咲
郷本直也、古谷大和、山本一慶、伊波杏樹、伊藤千秋、クリス・マッコームス
富岡晃一郎、小野健斗、熊野利哉、小澤廉 / 荒木宏文
【声の出演】釘宮理恵、堀江由衣
【公演日程】2016年4月30日(土)~5月9日(月)
【会場】サンシャイン劇場
【チケット料金】7,800円 (前売り・当日共/全席指定/税込) ※未就学児入場不可 ※営利目的の転売禁止
【アフタートーク】
5/1(日)18時 宮崎秋人、荒木宏文、白又 敦
5/3(火)13時 愛加あゆ、佃井皆美、桃瀬美咲、伊波杏樹
5/3(火)18時 宮崎秋人、小野健斗、小澤 廉
5/5(木)13時 郷本直也、古谷大和、山本一慶
5/5(木)18時 宮崎秋人、荒木宏文、小野健斗
※各回の上演後に開催。都合により登壇者が変更になる場合がある。

なお、すでにDVD化も決定しており、2016年8月3日(水)の発売予定となっているので、こちらもチェックしておきたい。各詳細については公式サイトにて。

(C)真島ヒロ/講談社
(C)「FAIRY TAIL」舞台製作委員会2016