Microsoft Windows 10

Microsoftは4月22日(米国時間)、「Windows 10 Preview ビルド 14328 でお試しいただける日本語 IME の変更点について|Windows & Devices 開発統括部」において、現在開発中のWindows 10 Preview Build 14328に追加された日本語IMEの変更点を伝えた。この変更は今夏提供が予定されているWindows 10のアップデートに含まれると見られており、今夏以降利用できるようになる可能性が高い。

開発版の日本語IMEでは日付に関する予測候補が強化され、「きょう」といったワードを変換すると本日の日付が予測候補の中に表示されるようになったほか、候補ウィンドウの一番下でタブキーを押した場合に追加で予測候補が表示されるようになった。また、入力が長く続いた場合には途中で変換結果の予測候補がウィンドウに表示されるように機能が拡張されている。

今回の開発で日本語IMEにプライベートモードが追加され、プライベートモードの間に変換した内容は入力履歴として保存されなくなっている。プライベートモードの間は入力履歴が活用されるが、プライベートモードを終了させると履歴データは破棄されると説明がある。1台のPCを複数名で共有して使っている場合などに活用できる。また、Ctrl+Deleteで予測候補の削除を実施できるように機能が拡張されている。