新日鉄住金ソリューションズは4月26日、電子契約の利用拡大のため電子契約サービス「CONTRACTHUB@absonne(コントラクトハブ・アット・アブソンヌ)」に、スマートフォン対応をはじめとする17項目の機能追加・改善を行ったと発表した。

CONTRACTHUB@absonneSaaS型の電子契約サービス。016年3月時点で、1カ月あたりの新規文書は個人向けに10万件以上、法人向けに3万件以上が登録されている。

同サービスは契約業務に関わる費用削減とペーパーレスによる業務のスピードアップ、各種法令に準拠したコンプライアンスの強化の3つのメリットを実現するという。今回、電子契約を幅広いシーンで利用しやすくするため、同サービスの機能を追加した。

主な機能強化として、タブレットやスマートフォンといったモバイル端末の対応を開始し、工事現場などのオフィス以外での利用を容易としたほか、確認/同意/承諾などの意思表示の記録を目的とした電子捺印機能を追加し、認印でやり取りをするような書類受領の連絡をはじめ契約業務に限定されない文書への対応などが挙げられる。

そのほか、管理機能の拡充など17項目の機能追加を行っている。今後も顧客ニーズに合わせて定期的に機能を拡張し、より幅広い業務で、より使いやすいサービスを展開していくという。