GMOアドマーケティングは4月25日、媒体社(スマートフォン向けWebサイト・アプリ運営者)向けプラットフォーム「GMO SSP」において、「AMP(Accelerated Mobile Pages)」で作成されたモバイルページへの広告配信に、SSPとして国内で初めて対応したと発表した。

媒体社向け収益最大化プラットフォーム「GMO SSP」

Googleが2015年10月に立ち上げた、モバイル端末でのWebページ表示高速化を目的としたオープンソースプロジェクト「AMP(Accelerated Mobile Pages)」が注目を集めている。

今回、提供を開始するAMPは、Googleが2015年10月に立ち上げたモバイル端末でのWebページ表示高速化を目的としたオープンソースプロジェクトのフレームワーク。現在までにTwitterやWordPressなど、世界中のIT関連企業が参加・対応を表明している。この仕様に従って構築されたモバイルサイトは、コンテンツの読み込みを高速化することが実現できる。

2016年2月にはGoogle検索に対応開始し、米国時間2016年4月20日には、「AMP」で構築されたモバイルページを「Google News」で上位表示することをGoogleが発表。こうした流れを受けて、日本においてもモバイルページの「AMP」対応が急速に進むことが予測されているという。

GMOアドマーケティングが提供する、媒体社向けのプラットフォーム「GMO SSP」では、媒体社(スマートフォン向けWebサイト・アプリ運営者)の収益を支援するべく、機能の拡充を進めている。「AMP」で構築されたモバイルページへの広告掲載には、広告配信プラットフォーム側も「AMP」に対応する必要があることから、この度「GMO SSP」は国内SSPの中でいち早く「AMP」対応ページ上で複数のアドネットワークを配信できるよう対応。これにより、「AMP」を採用した媒体社においても、モバイルページでの広告収益を最大化することが可能になるという。