NTTデータ先端技術は4月25日、Oracle Databaseのリアルタイムバックアップを実現するエンジニアド・システム「Zero Data Loss Recovery Appliance」向けの一次保守サービスをオラクルパートナーとして、国内で初めて提供を開始すると発表した。

また、データベース処理向けに最適化されたエンジニアド・システム「Oracle Exadata」の一次保守サービスもあわせて提供を開始し、同社Oracleサポートセンターが一元窓口となることで、ソフトウエアからハードウエアの導入および一次保守まで、ワンストップで支援する。

「Zero Data Loss Recovery Appliance」バナー 資料:オラクル

NTTデータ先端技術は、Oracle Databaseを中心としたオラクル製品において、導入前の事前検証PoC(Proof of Concept)をはじめ、導入後の一次保守サービスまで、システムのサイクルに沿ったトータルサービスを提供。Oracle Databaseのリアルタイムバックアップを実現できるエンジニアド・システム「Zero Data Loss Recovery Appliance」においては、同社のOracle Engineered Systemsラボへ2014年12月に世界初となる実機導入をおこない、製品検証、評価に取り組んできた。

特に保守サービスにおいては、これまでの取り組みが高く評価され、2015年、サポートクオリティ部門において、「Oracle Excellence Awards 2015」を受賞。

今回、提供するサービスにおいては、NTTデータ先端技術のオラクルサポートセンターが一元窓口となり、国内全域に展開するハードウエアサポート網と連携。顧客からの問い合わせをはじめ、障害切り分けや障害解析を行うことで、ソフトウエアだけでなくハードウエアに対しても、製品の導入から一次保守までワンストップでサービスを提供する。

同社では、「Oracle Exadata」ならびに「Zero Data Loss Recovery Appliance」の一次保守サービスの国内展開において、今期年間売上約12億円の販売を目指す。