ソニーは4月25日、AVアンプ「STR-DN1070」を発表した。発売は6月18日で、希望小売価格は税別72,000円。

STR-DN1070

STR-DN1070は、4K/60P映像やHDRコンテンツ、ハイレゾ音源を7.1ch出力できるAVアンプ。32bit精度のDSPを搭載しており(従来機「SDR-DN1060」は24bit対応)、PCM 192kHz/24bitやDSD 5.6MHzのネイティブ再生に対応する。

DACチップは非公開。ソニー製ではないとのこと

32bit精度のDSPを搭載

DAC電源も強化し、大容量化している

新開発のファインサウンドレジスター(高音質表面実装抵抗)を採用。ソニーと部品メーカーが共同で開発した「音質の良い抵抗」で、電極に純銅を使用している。

ファインサウンドレジスター(高音質表面実装抵抗)

シャーシ

パワーアンプ部

プリアンプ

ネットワーク機能は有線LAN、Wi-Fi、Bluetooth、NFCに対応。DLNAやAirPlay、Google castによる音楽サービスも利用できる。Bluetooth接続においては、ソニー独自の高音質コーデック「LDAC」もサポートする。

スマホアプリ「SongPal」から操作が可能。「S-Force PRO フロントサラウンド」に対応し、ソニー独自のデジタル音場処理技術により、フロントスピーカーだけで仮想サラウンド環境を再現できる。また、ホームネットワーク内にある複数のスピーカーから同じ音楽を再生できる「Wireless Multi-room」に対応している。2016年秋のアップデート後は、Wi-Fi搭載のBluetoothスピーカー「h.ear go」などと組み合わせてサラウンド環境を構築する「Wireless Surround」も利用可能だ。

背面端子

4Kコンテンツへの対応を強化しており、HDMI端子は6入力/2出力のすべてがHDCP 2.2をサポート。HDMI以外のインタフェースは、コンポジット映像入力×2、光デジタル音声入力×1、同軸デジタル音声入力×1、ライン入力×4、コンポジット映像出力×1、サブウーファー出力×2、ヘッドホン出力×1、USB×1など。サイズはW430×H172×D329.4mmで、重量は10.5kg。

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