お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(52)が、24日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、ネット上での誹謗中傷に言及した。

ダウンタウンの松本人志

今月16日に「僕にもきっと何かが出来ると思っています。待っていて下さい」とツイッターで熊本地震の被災者に向けてメッセージを送った松本。阪神・淡路大震災の時はツイッターがなく、東日本大震災の時はツイッターをしていなかったが、今回はツイッターをやっていたと説明した上で、「週に1回ぐらいつぶやいている中で、これを無視するのも逆にカッコ悪いなというか、何をカッコつけてんねんと思ってつぶやいた」とツイートした理由を明かした。

そして、「『ありがとうございます』というのがいっぱいきてよかったなと思うんですけど、やっぱり来ますよ、悪口が。『売名ですか』みたいな」と言い、「俺、これ以上名前売りたくないので。むしろ忘れ去られていきたいぐらいに思っている」と冗談交じりにコメント。「すごく腹立ますよ。すっごい腹立ちますけど、腹立ってやめるのも絶対違う。こういう人たちって何なんでしょうね」と憤りを示し、「なんとかね、被災者の人たちをと思っているのに、それでツイートするとこっちが被災者になっちゃうみたいな。恐ろしい世界ですね」と嘆いた。

歌手で俳優の武田鉄矢も、「凶器のような言葉でたった一人をコテンパンにやっつけるって、今、大流行。行為そのものが呪いの行為」と批判。「松本さんみたいな気丈な人でも揺らぐ。本当に折れるんだよね」と話し、「呪いをかけている人たちは、絶対自分に返ってきます。呪いの言葉は書かないように」と呼びかけた。