ソフトバンクと、サイバーエージェントの連結子会社であるマイクロアドは4月21日、サイバーエージェントが保有するマイクロアド株式の一部をソフトバンクが取得するほか、マイクロアドが実施するソフトバンクを割当先とする第三者割当増資の実施により資本提携し、スマートデバイス向けの広告事業で業務提携することを発表した。

今回の提携により、ソフトバンクはマイクロアド株式の20.01%を保有する予定。株式異動日・新株発行日は5月31日を予定。マイクロアドではインターネットのアド(広告)プラットフォーム事業およびアドネットワーク事業を国内外で提供している。

両社が資本・業務提携することにより、マイクロアドがこれまで培ってきたインターネットのアドテクノロジーと、ソフトバンクが有するモバイルマーケティングのノウハウを融合し、ユーザーの利用シーンの特性を生かしたスマートデバイス向けの新規広告サービスの共同開発などに取り組んでいく。

今後、両者は協業関係を強固なものにすることにより、国内のインターネット広告業界をリードし、さらなる事業拡大を図っていくという。