ソースネクストは4月21日、マイクロソフトのOutlook専用となるメール修復ソフト「修復 for Outlook PST」(以下、修復 for Outlook)を発売した。価格は11,880円(税別)で、ダウンロード版として販売する。対応するのはMicrosoft Outlook 2016 / 2013 / 2010 / 2007で、対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10だ。アクティベーション時にインターネット接続が必要となる。

修復 for Outlookは、インドを本拠地とするStellar Data Recovery Inc.社の開発した「Stellar Phoenix Outlook PST Repair」を日本語化したものだ。同社は世界190カ国以上で200万人以上のユーザーを持ち、データ復元ソフトの分野では世界有数の企業とされる。

PSTファイルを選んで「スキャンボタン」

目的のメールを選んで保存

PSTファイル(Outlookのデータファイル)が壊れると、Outlookのメールボックスが開けなくなるが、修復 for Outlookは壊れたPSTファイルを直せる。操作はわずか2ステップで、PSTファイルを選択してスキャンボタンを押し、続いて目的のメールを選択して保存すれば終了だ。PSTファイルの保存場所が分からない場合も、ドライブ内を検索して探しだせ、2GB以上の大容量のPSTファイルや、暗号化されたPSTファイルにも対応する。

PSTファイルの検索

メールは、誤って消してしまったものを復元したり、宛先、送信元、懸命、日付で検索可能。メールをMSG/EML/RTF/HTMLの各形式に変換して保存も可能だ。このほか、メールだけでなく、添付ファイル、連絡先、予定表アイテム、履歴、メモも修復できる。

メールの復元と検索