エレコムは4月19日、11n/a(5GHz)と11n/g/b(2.4GHz)の無線規格に対応した法人向けPoE無線アクセスポイント「WAB-S300」を5月上旬より発売する。価格は税込で1万5984円。

「WAB-S300」

WAB-S300は、普及している11n/aと11n/g/b規格に対応したエントリーモデル。5GHzと2.4GHzでそれぞれ最大300Mbps(理論値)の切替通信に対応しており、最大接続台数は5GHzと2.4GHzのいずれかで25台。

特徴として、工事費用を抑えることができる「PoE受電」にも対応しており、LANケーブルを使って製品に電源を送ることができる。セキュリティ面では、AESをはじめとする暗号化機能に加え、5個まで設定可能なマルチSSID機能により、部署ごとにグループを分けてセキュリティを確保できる。また、VLANによるグループ分けも可能。

アクセスを許可されたユーザーだけがネットワークに接続できるIEEE802.1x/EAP認証に対応し、RADIUSサーバとの組み合わせでセキュアなネットワークを構築できる。さらに、ゲストWi-Fi機能を搭載し、来訪者へインターネット環境を提供することもでき、また、Wi-Fi機能のON/OFFを時刻で指定できる「節電スケジュール機能」も備えている。