ソフトバンク・テクノロジー(SBT)のグループ会社であるM-SOLUTIONS(M-SOL)は4月18日、旭川リサーチセンター(北海道旭川市)にドローンや人型ロボット「Pepper」の動作を設定するアプリケーションを開発する拠点として「旭川開発センター」を、4月1日に開設したと発表した。

旭川開発センター(旭川リサーチセンター)の外観

同センターでは、主にドローンの農業実用化に向けたアプリケーションの開発と、Pepperの動作設定アプリケーションの開発、モバイル・アプリケーションの開発を行う。また、Pepperの動作設定アプリケーションの開発では、旭川工業高等専門学校と共同で研究開発を予定している。

現在、従業員数は北海道出身のエンジニア5人だが、今後3年以内に地元やUターン希望者などの採用により20人規模まで拡大させる方針だ。

今回、旭川市の圃場でドローンの農業向け実証実験が可能なことや、SBTグループであるサイバートラストが2014年から同市および北海道東川町と連携し、森林浴メンタル・ヘルスケア・プログラムを展開しており、同市経済観光部企業立地課の支援などを勘案し、立地を決定した。