JR北海道・JR東日本・JR東海・JR西日本は15日、ゴールデンウィーク期間の指定席予約状況を発表した。4月28日から5月8日までの11日間、これら4社の合計予約可能席数は1,166万席で、4月14日時点の予約席数は315万席となった。

北海道新幹線H5系

JR北海道は北海道新幹線開業により、予約可能席数が前年の20万席から40万席へ倍増。予約席数は前年比171%の10万5,000席とされた。予約可能席数が倍増したため、予約率は前年の31%から26%に下がったものの、予約の実数は前年より4万3,000席増加しているという。

北海道新幹線の予約のピークは、上り(新函館北斗発)が5月5日、下り(新函館北斗着)が4月29日。上りは5月1・2・3・5・8日の一部の列車がやや混み合っており、下りは4月29・30日と5月1・2・3・5・8日の一部の列車がやや混み合っているという。予約席数は前年比265%(在来線との比較)で、新幹線の開業効果が現れた数字となっている。

その他、JR東日本は新幹線・在来線の予約可能席数397万席に対し予約席数96万席(前年比106%)、JR東海は新幹線・在来線の予約可能席数398万席に対し予約席数117万席(前年比107%)、JR西日本は新幹線・在来線の予約可能席数330万9,000席に対し予約席数92万席(前年比105%)となっており、予約席数は4社とも前年を上回っている。