嵐の松本潤が弁護士役に初挑戦するTBS系ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(毎週日曜21:00~)が4月17日よりスタートする。松本演じる主人公・深山大翔はどんな人物なのか。松本と『花より男子』(同局)などでもタッグを組んだ本作の瀬戸口克陽プロデューサーに聞いた。

『99.9-刑事専門弁護士-』場面写真 (C)TBS

同ドラマでは、エンターテインメントに徹して作ってみようと自分たちの中で課しているという瀬戸口氏。おもしろいシーンや遊びの部分を極力入れ込むことに力を入れているそうで、その一つとして「主人公・深山の決めゼリフのところをあえてオヤジギャグにしている」という。「普通は『倍返しだ!』みたいな決めゼリフを言わせるところを、ひょうひょうとしたキャラクター像を作っていくという一貫の中で監督からそういうアイデアが出てきた」と経緯を明かし、「毎回見ていくうちに味わいになっていくと思います」と話す。

オヤジギャグのシーンは、予告映像にも出ていない。瀬戸口氏は「あえて封印しているんです。本編でのお楽しみです!」とニヤニヤ笑う。完成披露試写会で第1話を鑑賞し、そのオヤジギャグにまんまと声を出して笑ってしまったが、観客からもドッと笑いが起きていた。ぜひ楽しみにしていてほしい。

ちなみに、オヤジギャグは毎回違うのだそう。「これを考えるのが大変なんです。3話目以降は今スタッフから募集中です。うちの息子もエントリーしました」と大変と言いつつ楽しそうな瀬戸口氏。「『いただきます』と言う時にギャグを入れている場面もあります。そこは松本さんのアイデアも採用されています」とも明かした。キャスト、スタッフのみんなが力を出し合って生み出していくオヤジギャグに注目だ。

本作は、個性的な刑事専門弁護士たちが、ぶつかり合いながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑むリーガル・エンターテインメント。松本が、99.9%刑が確定してしまった案件でも、残された0.1%の事実を納得するまでとことん追求する型破りな若手弁護士・深山大翔を演じる。

4月14日に都内で行われた舞台挨拶の模様