ソフトバンクは4月15日、14日に熊本県で発生した地震に伴い、九州地方において公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」を無料で開放することを発表した。

「ソフトバンクWi-Fiスポット」の目印となるステッカー

これによれば、無線LAN対応の携帯電話などの機種利用であれば、ソフトバンクの顧客に限らず「ソフトバンクWi-Fiスポット」のサービスエリアでのWi-Fi通信が可能となる。

同サービスは無線LAN対応機種にて、ネットワーク名「00000JAPAN」を選択すれば利用が可能。4月14日午後11時59分時点で、熊本県内のWi-Fiスポットを開放している。今後、九州地方全域においても順次開放していくという。

サービスエリアは、「ソフトバンクWi-Fiスポット」のステッカーのある店や施設となっている。ファストフードやカフェ、主要駅、ホテルなど。詳しいサービスエリアはウェブサイトにて確認することができる。

なお、今回の取り組みは、無線LANビジネス推進連絡会において、各事業者が提供するWi-Fiサービスを大規模災害発生時に、被災者の通信接続手段の1つとして利用してもらうことを目的としているという。統一的な提供方法を検討し、災害用統一SSID「00000JAPAN」による公衆無線LANの無料開放について、共通仕様の策定、ガイドラインの整備を行ってきたもの。