台湾の鴻海精密工業の傘下に入ることが決定したシャープは4月11日、2017年度の新卒採用計画を発表した。2016年度は151人を採用したが、2017年度は倍近い290人を採用する。

2017年度新卒採用計画(出典:シャープWebサイト)

技術系採用は120人に

内訳は、大卒(大学院卒、高専卒を含む)が200人で、うち技術系が120人、ビジネス系が80人。高卒(短大卒、専門学校卒を含む)は90人を採用する。IoT(Internet of Things)やロボティクスなどの成長分野で新商品・サービスを提供するために、「ユニークな考えやチャレンジ精神を持った多様な人材」を採用していくという。

同社は「新卒採用については、将来のシャープを担うコア人材として考えており、昨年(今年度)より増やして採用していきたい」と話している。なお、鴻海精密工業による買収の影響については「特にない」としている。