ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンは4月8日、「2016年度版 ヘイズ アジア給与ガイド」の調査結果を発表した。対象はアジア5カ国・地域(中国・香港・日本・シンガポール・マレーシア)の3,000社。

現職にとどまる理由、アジアは「ワークライフバランス」が1位

「転職活動をしている理由」を聞くと、アジア全体では1位「給与/福利厚生」(48%)。次いで2位は「新たな挑戦を求めて」(40%)、3位は「今の職場ではキャリアアップは望めない」(36%)。4位は「マネージメントスタイル/企業文化」(25%)、5位は「トレーニングや能力開発の機会がない」(16%)。

転職活動をしている理由は?

「転職動機」を質問したところ、日本の1位は「新たな挑戦を求めて」(54%)だった。次いで2位は「今の職場ではキャリアアップが望めない」(48%)、3位は「給与/福利厚生」(37%)。以降4位は「マネージメントスタイル/企業文化」(29%)、5位は「トレーニングや能力開発の機会がない」「勤務地の問題」(ともに15%)と続いた。

「特に転職を考えていない場合、現職にとどまる理由」を聞いたところ、アジア1位は「ワークライフバランス」(45%)だった。次いで2位は「給与/福利厚生」(40%)、3位は「キャリアアップにつながる」(37%)。4位は「職の安定」(33%)、5位は「勤務地」(32%)だった。

転職を考えていない場合、現職にとどまる理由

日本の1位は「キャリアアップにつながる」(43%)だった。次いで2位は「給与/福利厚生」(42%)、3位は「ワークライフバランス」(36%)。4位は「職の安定」(30%)、5位は「新たな挑戦ができるから」(29%)という結果となった。