XYZプリンティングジャパンは、3Dプリント、レーザー刻印、3Dスキャン機能を搭載したハイスペック3Dプリンタ複合機「ダヴィンチ 1.0 Pro 3in1」を発表した。同社Webストアでは本日より4月20日までの期間限定で、割安に購入できる予約販売を実施。4月21日より販売代理店、家電量販店で正式販売が開始される。予約販売価格は13万9,800円、正式販売後の価格は14万9,800円。

「ダヴィンチ 1.0 Pro 3in1(プロ スリーインワン)」には3Dスキャン機能が搭載され、3Dデータを作成するモデリング技術がなくても3Dコピーが行えるようになっている。内部にセンサーを2箇所に配置し独自技術でスキャン精度を高めることで、5分弱という短時間でスキャンを完了するとのこと。専用ソフト「XYZscan」を使ってスキャンしたオブジェクトは、好みのサイズへの拡大、縮小や、表面のなめらかさを調整できるうえ、スキャン結果はstlファイルとしても保存でき、同形式に対応したソフトで編集することも可能となっている。

また、同社製フィラメントだけでなく、他社製のABS/PLAフィラメントが使えるようになり、より多用で多彩な3Dプリントが可能となったほか、Wi-Fi機能を標準搭載し、同機の状態確認やタブレットデバイスからの出力をワイヤレスで行えるようになったという。

さらに、別売りのオプション「ダヴィンチ Proシリーズ専用レーザーモジュール」を標準のプリントモジュールと付け替えることで、紙、木材、革などの素材に、レーザーで繊細な図形やイラストを正確に描くレーザー刻印が可能になるという。刻印する画像データはJPG、PNG、GIF、BMP、TIFFに対応している。

なお、同シリーズにレーザー刻印機能を追加する「ダヴィンチ Proシリーズ専用レーザーモジュール」(2万2,800円)についても、同社Webストアにて本日より販売が開始された。