島津製作所は4月5日、マイクロフォーカスX線CTシステム「inspeXio SMX-225CT FPD HR」を発売した。

マイクロフォーカスX線CTシステムは、マイクロフォーカスX線発生装置とX線検出器の間で回転する検査対象物のX線透視画像をコンピューター処理することで、ワークの内部構造を3次元で観察することができる装置。自動車部品や電子機器などの研究開発、検査、故障解析などで利用されている。

inspeXio SMX-225CT FPD HRは同社従来製品比で約4倍の面積のフラットパネル検出器や、X線発生効率を同社比で約3倍に高めたX線発生装置により、最大1400万画素相当の入力解像度を実現。最大撮影領域は同社最上位機種との比較で約60%広がり、直径400mmまで撮像することが可能となった。加えて、セット可能なワーク重量も従来の9kgから12kgに増加した。

また、新開発の制御用ソフトウェアにより、同社比で最速50倍の演算処理を行うことができるほか、「おまかせCT撮影機能」の搭載により、ワークの材質と画質の選択のみで最適な撮影条件を設定することが可能となった。

価格(税別)はソフトウェア込みで8800万円で、同社は2016年度に10台の国内販売を目指すとしている。

マイクロフォーカスX線CTシステム「inspeXio SMX-225CT FPD HR」