ギネス記録を持つ世界的人気ゲームを実写化したファンタジー映画『ウォークラフト』の日本公開日が7月1日に決定し、このほどポスタービジュアルが公開された。

映画『ウォークラフト』ポスタービジュアル

原案は、人気ゲーム『ウォークラフト』。3部作の世界的大ヒットを受け新たに製作されたMMORPG版(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)『ワールド・オブ・ウォークラフト』は、2008年に登録者最多のMMORPGとしてギネス世界記録に認定された。その人気ゲームを映画化した本作では、剣と魔法の世界"アゼロス"を舞台に、人間、ドワーフ、エルフなど多くの種族が、国や一族、愛する者を守るために生死をかけた決断を迫られる壮大な物語を描く。

ゲームの世界観をスクリーンで再現するため、『ジュラシック・ワールド』(15年)でユニバーサル・スタジオとタッグを組んだレジェンダリー・ピクチャーズが製作を担当。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15年)のVFX効果を生み出したILM(インダストリアル・ライト&マジック)が特殊効果に参加している。メガホンを取るのは、故デビット・ボウイさんの息子であり『月に囚われた男』(10年)などで高い評価を得た、ダンカン・ジョーンズ監督。本作については「『アバター』であると同時に『ロード・オブ・ザ・リング』のような物語でもある」と表現している。

ポスタービジュアルは、本作の壮大な展開や、種族の存亡をかけた壮絶な戦いを予感させるデザイン。不撓(ふとう)不屈の精神を持ち、慈悲深さを示す青色のヒューマン、そして高貴さや勇敢さを示す赤色のオークをイメージした二色に分かれている。また、ヒューマンの騎士・ローサ―、オークの戦士・デュロタンをはじめ、魔法使いや守護者、物語の鍵を握るヒューマンとオークの混血種など、さまざまな種族が勢ぞろいしている。

(C)Universal Pictures