セゾン情報システムズは4月1日、2016年夏に出荷予定のIoT対応製品「HULFT IoT」の先行検証版の提供を開始した。

「HULFT」は、業務システムのファイル転送に必要な機能が実装されたミドルウェア。IoT対応製品「HULFT IoT」は、これまでの「Computer to Computer」から「Device to Cloud」にシステム間連携範囲を広げることで、IoT領域における安全で確実なシステム間連携を実現するという。

今回提供される先行検証版を通じて、同社では2016年夏の正式出荷に向けた製品化プロセスを進めるため、先行20社による実証実験を予定している。現時点では3社が先行検証を実施しており、製造ラインにおける品質担保に「HULFT IoT」を活用するといった検証が進められているという。

「HULFT IoT」構成イメージ デバイスエンベデット型

「HULFT IoT」構成イメージ デバイスゲートウェイ型

なお、先行検証版の申し込みは、同社のWEBサイトから行える。