JR東日本秋田支社は4月27・28日、新型「リゾートしらかみ」の「橅(ブナ)」編成の製作現場公開イベントを実施する。

新型「リゾートしらかみ」の「橅」編成イメージ。奥山清行氏が代表を務める「KEN OKUYAMA DESIGN」がデザインを担当

秋田総合車両センターイメージ(写真はJR東日本秋田支社提供)

新型「リゾートしらかみ」の「橅(ブナ)」編成は、現在キハ48形で運用している「橅(ブナ)」編成の後継として、7月から開催の「青森県・函館デスティネーションキャンペーン」に合わせて新製投入される。

ディーゼルハイブリッド車両HB-E300系4両編成で、ブナの木立や優しい木漏れ日を表現した外装や、ブナや杉などの木材をふんだんに取り入れたあたたかみのある内装などに特徴を持たせた。1・4号車は展望・ラウンジスペース、2号車はボックス席、3号車はフードカウンターを設けた車両になるという。

今回の製作現場公開では、「橅(ブナ)」編成の新造を行う秋田総合車両センターで3号車の製作現場を間近に見学(約30分間)。これまでの製作の様子をまとめた映像による説明も聞ける。車両製作現場見学の前後には、秋田総合車両センターの歴史や設備などについての説明(約20分間)および見学(約40分間)の時間も設ける。

4月27・28日の両日とも、午前(10時から11時30分まで)・午後(13時30分から15時まで)の1日2回実施され、各回定員30名。事前申込み制で、希望者は4月10日(消印有効)までに事務局宛に郵便はがきで申し込むこととなっている。応募多数の場合は抽選となり、4月15日以降に当選者に参加受付証が届く。