オージス総研は3月30日、ショッピングサイトや会員サイトなどB2C向けサービスサイトに最適な統合認証プラットフォーム「ThemiStruct Identity Platform(テミストラクト アイデンティティ プラットフォーム)」のアマゾン ウェブ サービス(AWS)対応版を提供開始したと発表した。

統合認証プラットフォーム「ThemiStruct Identity Platform」

「ThemiStruct Identity Platform」は、ショッピングサイトや会員サイトなど複数のサービス間でのユーザー情報連携など、シングルサインオン環境と会員ID管理機能を提供するプラットフォーム。標準APIをサポートしており、さまざまなサイトとのID連携を実現する。

今回提供するAWS対応版は、AWS上に設置され、短期間で従業員、カスタマー、ビジネスパートナーに認証サービスを提供できる。AWSの活用により、導入時におけるキャパシティやアベイラビリティプラニングから解放され、これまで数カ月かかっていたインフラストラクチャの導入が1時間で完了するという。APIを利用すれば、既設サイトに組み込むことができ、事業環境の変化や突発的なアクセスの集中に合わせて、自由にかつ自動でコンピュータリソースの拡張・縮小を行える。

「ThemiStruct Identity Platform」特長

また、ソーシャルログイン連携によりFacebookやGoogleのIDを活用して、ユーザー登録のハードルを下げることでサイトのユーザビリティ、コンバージョン率を向上。さらに、パスワード認証、ワンタイムパスワードに加え、電子証明書、インベントリ認証など多要素認証方式をサポートする。