パナソニックは28日、屋外や過酷な現場でも安心して使える頑丈タブレットPC「TOUGHPAD FZ-M1」シリーズと「TOUGHPAD FZ-G1」シリーズを発表した。主に企業法人向けとして、「TOUGHPAD FZ-M1」シリーズを4月20日、「TOUGHPAD FZ-G1」シリーズを4月8日に発売する。価格はオープン。

左が「TOUGHPAD FZ-M1」シリーズ、右が「TOUGHPAD FZ-G1」シリーズ

TOUGHPAD FZ-M1シリーズ

「TOUGHPAD FZ-M1」シリーズは、7型液晶を搭載する法人向け頑丈タブレットPC。今回ラインナップを拡充し、上位モデルにはCPUに第6世代Intel Core m5-6Y57 vPro(1.10GHz)を搭載。Windows 10 Proと、Windows7 Professionalをプリインストールしたモデルの2種類を用意する。下位モデルにはIntel Atom x5-z8550(1.44GHz)を搭載。

7型の「TOUGHPAD FZ-M1」シリーズ

それぞれのモデルには、LTE対応のワイヤレスWANモデルも用意され、NTTドコモ対応版およびKDDI(au)対応版の2モデルをそろえる。カスタマイズにも対応するので、現場に合わせたスペックに変更が可能。

手袋をしたままや画面が濡れていても操作が可能で、150cmの高さからの落下試験(非動作時:6方向)もクリア。IP65準拠の防水・防塵設計となっているほか、セキュリティチップ(TPM)も搭載する。

上位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core m5-6Y57 vPro(1.10GHz)、メモリがLPDDR3 4GB、ストレージが128GB SSD。ディスプレイは静電容量式タッチ対応の7型液晶で、解像度は1,280×800ドット(WXGA)。

通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1を備える。インタフェース類は、USB 3.0×1、フロント200万画素・リア800万画素Webカメラなど。LTEモデルのみGPSを搭載する。バッテリ駆動時間は約9時間。本体サイズはW202.7×D132×H18mm、重量は約540g(LTEモデルは550g)。

TOUGHPAD FZ-G1

10.1型の「TOUGHPAD FZ-G1」シリーズ

「TOUGHPAD FZ-G1」シリーズは、第5世代Intel Core i5を搭載する10.1型モデル。雨や水滴がついた状態でも使用可能で、新たに防水設計のデジタイザーペンが付属している。

Windows 8.1 Pro Updateと、Windows 7 Professionalをプリインストールしたモデルの2種類を用意。それぞれにLTE対応のワイヤレスWANモデルが用意されている。落下試験は120cmをクリア。IP65準拠の防水・防塵設計で、セキュリティチップ(TPM)も搭載。

主な仕様は、CPUがIntel Core i5-5300U vPro(2.30GHz)、メモリがDDR3L 4GB、ストレージが128GB SSD。ディスプレイは静電容量式マルチタッチ対応の10.1型液晶で、解像度は1,920×1,200ドット。

通信機能はIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0を搭載。インタフェース類は、USB 3.0×1、HDMI×1、フロント92万画素・リア800万画素Webカメラなど。LTEモデルのみGPSを搭載する。バッテリ駆動時間は約9時間。本体サイズはW270×D188×H19mm、重量は約1.1kg(デジタイザーペン除く)。