格下との戦いが続くアジア予選の難しさを語る本田「世界的に見ると不利」

 

26日に埼玉県内でトレーニングを行った本田圭佑 [写真]=兼子愼一郎

 日本代表は26日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選のシリア戦に向けて埼玉県内でトレーニングを行った。

 24日に行われたアフガニスタン戦で5-0の大勝を収めた日本は、グループE2位以内を確定。その後に行われた他グループの結果を受けて、各組2位の中で成績上位4チーム以内に入ることも確定し、最終予選進出が決まった。

 そのアフガニスタン戦で出番のなかったMF本田圭佑(ミラン/イタリア)は、「大差で勝ったことっていうのは評価されるべきだと思う」と前置きしたうえで、「ただ、ちゃんと厳しいところにやはり目を向けて、突き詰めていかないというふうに僕は思ってるんで。岡崎(慎司)の1点がなかったら、そういう展開にはなってなかったっていうことを考えて言えば、前半30分くらいまでの戦い方っていうのは、あんまり課題が解消されてないなっていうのが率直な印象ですよね」と、ベンチから眺めた試合を振り返り、まだまだ課題が残されていると述べた。

 しかし、アジア予選という舞台でその課題をクリアし、チームを強化するのは難しいと本田は主張する。「予選を戦い抜くうえでの相手のレベルだったりとか、正直、アジアのチーム全体にとって、これは世界的に見ると不利。ワールドカップに向けて準備していく上で、2年間はこのアジアレベルでしか戦えない」と、世界の強国に挑むW杯に向けた予選で格下との試合が続く難しさを語った。

 そのうえで本田は、「いつも言ってるんですけど、やれることが限られてるじゃないですか。やれる相手も限られてるわけで。なので、外人は相手に左右されるんで、こういうことできないんですけど、日本人っていうのは自分たちに対して厳しい目を向けて、自問自答することができる人種だと僕は思ってる。ホントに多くの人種を見てきましたけど、外人にはこれができる能力がなかなかないんですよ。これは我々の特徴なんで、限られた練習、限られた相手ですけど、満足することなく、突き詰めていくってことしかできないんじゃないかなと。僕はその一つ一つのプレーにもっとこだわりを持って、自己分析、チーム分析していくべきなんじゃないかなと思ってます」と、自分なりの解決策を見出している。

 また、24日に亡くなったヨハン・クライフ氏についても言及。「そこまで詳しく親しい間柄でもないですけど、バルセロナの病院で会ったのが初めてだったので、いろいろ話をして。その時はなんでここにいるのって話をしたら、『ゴルフでちょっと腰を痛めたから』と、そんな話をしてたくらいだったんで。それが全部嘘やったのかはなにもわからないけど、どのみち、サッカー界にとってはすごい大きな損失であることは間違いないと思う。オランダでプレーしてて、クライフの話はよくいろんな人から聞いてた分、親しくはないですけど、すごい身近に感じたんで、ああいった形でコメントさせてもらいました」と訃報を受けた翌日にブログでメッセージをつづった理由を明かした。


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