メジャー実績十分のゴームズ(楽天)ら、パ・リーグ新助っ人の実力をオープン戦の結果から診断!

  [2016/03/26]


      週刊野球太郎
    


 オープン戦を終えたプロ野球は、いよいよシーズン開幕。選手たちの状態も明らかになった。ファンのみならず、評論家、首脳陣もポジティブな星勘定に勤しむ時期でもある。

 そこで重要になるのは外国人枠の4人。特に新外国人の活躍が期待できれば、チーム全体の期待度もより膨張するだろう。

 今回、各球団の新外国人のオープン戦成績をまとめてみた。今回はパ・リーグ編をお届けしよう。

◎ソフトバンク

ロベルト・スアレス
3試合/1勝0敗/防御率0.00
3回/被安打3/与四死球1/奪三振2

≪実力診断≫
 昨年覇者のソフトバンクは外国人枠もフル活用できているため、新外国人はスアレス(写真)のみ。昨季、メキシコでプロ生活を始めた金の卵は日本でもさっそく躍動。コーチ陣からも高い評価を得ており、スキあらば1軍に割って入りそうな勢いだ。


◎日本ハム

クリス・マーティン
6試合/0勝0敗/防御率3.00
6回/被安打5/与四死球4/奪三振6

アンソニー・バース
3試合/0勝3敗/防御率6.92
13回/安打16/与四死球4/奪三振5

≪実力診断≫
 クロッタとライブリーの2枚が去った日本ハムは新たに2投手を補強。両者ともに重いストレートが持ち味。しかし、どちらも制球難が垣間見えるシーンも多く、実力の判断はシーズンに持ち越しといったところか。


◎ロッテ

ヤマイコ・ナバーロ
2試合/5打数4安打/打率.800
2本塁打/3打点/0盗塁/1四死球

≪実力診断≫
 オープン戦開幕からホームラン2本をかっ飛ばしたナバーロだが、周知の銃弾所持事件で実力は闇の中…。しかし、わずか2試合ながら、5月の復帰をポジティブに考えられるだけの結果を残した。

◎西武

C.C.リー
4試合/1勝0敗/防御率1.80
5回/被安打6/与四死球1/奪三振3

アンディ・バンヘッケン
2試合/0勝0敗/防御率2.70
10回/被安打7/与四死球6/奪三振6

≪実力診断≫
 昨季はルブラン、ミゲル・メヒア、セラテリの新外国人3選手が「youは何しに日本へ?」状態になってしまった西武は2人の投手を補強。2014年にインディアンズで37登板したC.C.リーと、韓国球界でイニングイーターの活躍を見せたバンヘッケンはともに及第点の成績で開幕を迎える。

 ただバンヘッケンは2月の対外試合から、乱調癖を見せており、超打高投低の韓国で58勝(4年間)を挙げたとはいえ、実績以上に不安の残る船出だ。


◎オリックス

エリック・コーディエ
5試合/0勝0敗/防御率0.00
5回/被安打0/与四死球1/奪三振2

パット・ミッシュ
オープン戦登板なし

ブライアン・ボグセビック
15試合/40打数12安打/打率.300
2本塁打/4打点/2盗塁/7四死球/11三振

ブレント・モレル
15試合/43打数13安打/打率.302
0本塁打/3打点/0盗塁/1四死球/9三振

≪実力診断≫
 昨季は新旧外国人が当たらず、外国人枠でも血の入れ替えを断行したオリックス。シーズン前には最速165キロを自称し、「マユツバもの」と囁かれまくったコーディエだが、ノーヒットピッチングに加えて、早くも157キロを叩き出した。単なる日本を舐めたビッグマウスではなく“本物”の可能性が色濃くなっている。

 野手陣では主軸候補の2人が第一段階をクリア。移籍2年目のブランコも好調で、野手2枠を3人で争う形になりそうだ。ボグセビックとモレルはシーズンに入ってからの厳しい攻めにどこまで対応できるか。


◎楽天

ラダメス・リズ
6試合/1勝0敗/防御率3.00
6回/被安打8/与四死球2/奪三振1

ジェイク・ブリガム
オープン戦登板なし

ジャフェット・アマダー
1試合/3打数1安打/打率.333
1本塁打/3打点/0盗塁/0四死球

ジョニー・ゴームズ
13試合/35打数8安打/打率.229
4本塁打/8打点/0盗塁/8四死球/13三振

≪実力診断≫
 オリックスと同様、大きくメンバーチェンジした楽天外国人枠。昨季、メキシカンリーグMVPを獲得した体重135キロの巨漢・アマダーはケガで離脱してしまったものの、メジャー通算162本塁打のベテラン・ゴームズは、4本塁打をかっ飛ばした。打率はやや物足りなく見えるが、出塁率は.372をマーク。2013~2014年に在籍したジョーンズのような迫力あるタイプだ。

 投手では梨田昌孝監督がセットアッパーでの起用を明言しているリズが合格点を得た。オープン戦最速157キロのストレートを持つが三振にはこだわらず、「アウトを3つ取ることが大切」と語る。剛速球を生かしてどう相手を打ち取るのか。そのピッチングスタイルに注目したくなる逸材だ。

文=落合初春(おちあい・もとはる)


本記事は「週刊野球太郎」から提供を受けております。
著作権は提供各社に帰属します。

特別企画 PR

人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事

NMB48山本彩、アイドル刺傷事件「人ごとじゃない」- ファンとの距離感悩む
[15:28 5/27] エンタメ
[ドラゴンクエスト]渋谷ヒカリエで30周年記念の体験型イベント 原寸大の「ロト装備」やジオラマも展示
[15:00 5/27] ホビー
トレンドマイクロ、TeslaCrypt/CryptXXX対応の復号ツールを無償提供
[14:54 5/27] パソコン
ASUS、Thunderbolt 3・USB 3.1 Type-C拡張カード付属のX99 ATXマザー
[14:52 5/27] パソコン
宮迫博之、さんまに「生きてるだけでクレームです!!」新大阪での被害を報告
[14:45 5/27] エンタメ

特別企画 PR