東京都・六本木に4月23日にオープンする「スヌーピーミュージアム」は、漫画家チャールズ M. シュルツの代表作「ピーナッツ」(原題:PEANUTS)の原画60点を展示するオープン記念展「愛しのピーナッツ。」を開催する。会期は4月23日~9月25日 開場時間は10:00~20:00(入場は19:30まで)。

「ピーナッツ」原画 (1985年2月14日)(c) Peanuts Worldwide LLC

同展では、シュルツ氏の夫人であるジーン・シュルツ氏が「愛する」世界初公開を含むピーナッツの原画60点が展示されるほか、詩人の谷川俊太郎氏や作家の吉本ばなな氏、女優の前田敦子氏ら、ピーナッツを愛する日米の著名人12人がそれぞれの「ピーナッツ愛」を語る特別展示が行われるという。

また、一般からメールやインスタグラムで募集した「愛しのピーナッツ。」の一部が、著名人の作品と共にミュージアム内の展示や映像などで紹介されるという。募集締め切りは3月31日。応募要項などの詳細は、スヌーピーミュージアム 公式サイトを参照のこと。

「ピーナッツ」原画 (1977年2月5日)(c) Peanuts Worldwide LLC

そのほか、同展では混雑緩和のため日時指定の前売り券を販売する。前売り券の価格は一般:1,800円/大学生:1,200円/中学・高校生:800円/4歳~小学生:400円。当日券は前売り券の販売状況に余裕がある場合のみ同館窓口で販売する。

なお、「スヌーピーミュージアム」は、米国カリフォルニア州にある「チャールズ M. シュルツ美術館」(Charles M. Schulz Museum & Research Center)の世界初のオフィシャルサテライト。チャールズ M. シュルツ美術館は、世界最大の「ピーナッツ」原画コレクションを誇る美術館で、2002年の開館以来、コミック・アートへの理解を深める企画展示や教育プログラムを実施しており、シュルツ氏の生涯や多彩な作品、世界中の読者に向けられた物語を紹介している。

ちなみに「ピーナッツ」とは、1950年10月2日にアメリカの7紙で連載がスタートした漫画。現在も75ヵ国21の言語、2,200紙で掲載され、2015年に65周年を迎えた。「チャーリー・ブラウン」や彼の飼い犬である「スヌーピー」、スヌーピーの親友「ウッドストック」、チャーリー・ブラウンの妹「サリー・ブラウン」などのキャラクターが登場する。