輸入業を行っているMensOhtani代表取締役の大谷文孝氏はこのほど、アパレルデザインを行っているimaidezainの今井俊之氏と共同で企画し、着物・着物帯から作られたキャップのブランド「W@ndeFabric」を立ち上げた。

着物・着物帯から作られたキャップブランド「W@ndeFabric」

同企画は着る機会が減り、たんすの中で眠ってしまっている着物を再利用しようという目的で実施されるもの。帯から作られている「KimonoObiCap(キモノオビキャップ)」は、特に祝い事で身につける帯を厳選しているとのこと。シルク素材のため、織りに凹凸や光沢感があり、かつて日本を華やかに飾った時代の空気を感じられるデザインになっているという。

「KimonoObiCap」(税込8,190円~)

一方、着物から作られている「KimonoCap(キモノキャップ)」は、生地の柄や厚みが異なり、また幅が狭くなっている部分は機械では対応できないため、手作業で作られている。ひとつの着物から10個未満の生産で、さらに柄などの縫い合わせもすべて変わるので、世界でひとつのアイテムとなるという。

「KimonoCap」(税込8,190円~)