俳優・鈴木亮平が主演を務めスマッシュヒットを記録した『HK/変態仮面』(13年)の続編『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』(5月14日公開)の予告映像が21日、公開された。

映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』ポスタービジュアル

原作は、漫画誌『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載していたあんど慶周氏による『究極!!変態仮面』。本作には色丞狂介役の鈴木亮平、姫野愛子役の清水富美加、ムロツヨシ、安田顕ら前作からの主要キャストが再集結。加えて、同級生役の柳楽優弥らも新たに出演する。物語は、愛子が自身の下着をかぶって悪と戦っていた狂介にパンティを返してもらうことから始まる。徐々にすれ違いを重ねていく2人だが、その前に世界中のパンティが消えるという未曾有の危機が襲う。

予告編は、たくさんのパンティが空を舞う場面から始まる。続けて、驚く狂介の母・魔喜(片瀬那奈)や「変態仮面は死んだんですから」と言い放つ真琴正(柳楽)の姿が捉えられる。そんな中、愛子からパンティを返すように要求された狂介。「俺が変態仮面だと、愛子ちゃんをまた危険な目に会わせるだけ」と自分を納得させるも、再び愛子が敵に捕らわれてしまう。その後の「禁断の再起動」で変態仮面が復活。鈴木は前作に続いて鍛え抜かれた筋肉美を披露し、強敵とのバトルシーンや、ビル街を自在に飛び回るフライングアクションなど、疾走感に満ちた場面が立て続けに映される。

主題歌を担当するのは、"マジック・ヴォイス"と称される南波志帆とLED覆面ユニット・CTSによるCTS「WAVINESS feat.南波志帆」。哀愁の感があるダンスミュージックに女性ボーカルが合わさることで、変態仮面と人とのつながりを表現する多面性をもたらしているという。なお両者とも、映画主題歌を担当するのは今回が初となる。

CTSボーカルのサークルは、主題歌でこだわった部分を「映画のように切なくもアツく、色丞狂介と姫野愛子の関係性を歌に込めて、南波志帆さんとの掛け合い」と説明。一方の南波は「愛子さんの純粋さを表現できたら」との思いから、「彼女に寄り添うような気持ち」で歌ったことを明かし、「映画本編にもちらっと出演させていただきましたので、そちらもお楽しみに」と本編の見どころについても触れた。

主題歌担当のCTS(中央)や南波志帆(右)と混じった変態仮面


(C)あんど慶周/集英社・2016「HK2」製作委員会