20日に最終回を迎えた斎藤工主演の日本テレビ系ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』のアナザーストーリーが、動画サービス・Huluで3週連続で配信されることが同日、発表された。

大学生時代の火村英生(斎藤工/左)とアリス(窪田正孝)

このドラマは、推理作家・有栖川有栖の原作で、殺人現場に快楽を求めるという英都大学准教授の犯罪学者・火村英生(斎藤)と、その捜査を観察しながら、危なげな火村の保護者を自認する推理作家・アリス(窪田正孝)が、コンビを組んで事件を解決していく姿を描くもの。今回、視聴者の声を受け、若き日の2人のストーリーや、新作エピソードが配信されることになった。

1話目(3月20日の地上波最終回終了直後配信開始)は、大学時代の2人の出会いを描くストーリー。英都大学講堂の最上段での出会いから、なぜ2人が今の関係になったのか、何に共鳴したのかが明かされる。また、当時から火村が発揮していた、頭脳明晰な名探偵ぶりも見られる。

2話目(3月27日~)と3話目(4月3日~)は、原作『切り裂きジャックを待ちながら』の世界観を生かしたエピソードを、前・後編に分けて配信。2人が地下アイドル「貴方に首すじ噛まれ隊」のライブに行くと、曲中にセットの棺おけから、この日の出演を見送ったはずのメンバーの死体が出現する。こちらは、京都府警の刑事・鍋島(生瀬勝久)、鑑識・八十田(マキタスポーツ)をはじめ、レギュラー陣総出演の新作となる。