米Microsoftは3月18日(現地時間)、Windowsのサポートポリシーをアップデートし、「2017年7月17日まで」だった第6世代Core(Skylake)プロセッサ搭載デバイスに対するWindows 7/8.1のサポート期間を「2018年7月17日まで」に延長した。

今年1月のサポートポリシー変更で同社は、Intelの第6世代Core(以下Skylake)から、最新世代のプロセッサでWindowsのフルサポートを受けるための要件を最新のWindows (現状はWindows 10)に改めた。既存のWindows 7/8.1で動作するSkylake搭載デバイスについては、「Windows 7とWindows 8.1をサポートするSkylake搭載システム」というサポート対象製品リストを公開。Windows 10へのアップグレードを準備するための猶予期間として、該当デバイスには2017年7月17日までWindows 7/8.1のサポートを継続するとしていた。

TechNetで公開されたブログ記事「Updates to Support Policy for Skylake Devices Running Windows 7 and Windows 8.1」によると、新たに設けたSkylake搭載デバイスに対するWindows 7/8.1のサポート期限に対して、Windows 10の導入を計画していたり、または移行過程にある顧客から様々な意見が寄せられた。そうしたフィードバックを分析した結果、顧客がより柔軟に対応できるようにサポート期間を1年間延長するのが、同社の「顧客優先」のポリシーに適うと判断した。