フル出場の長友は守備で奮闘も…インテルは逃げ切り失敗でCL出場権遠のく

ローマ戦で先発出場し、サラーを抑えこんだ長友佑都 [写真]=Getty Images

 セリエA第30節が19日に行われ、ローマと日本代表DF長友佑都が所属するインテルが対戦した。長友は左サイドバックで3試合連続の先発出場となった。

 前節、インテルはボローニャに苦しめられながらも2-1で勝利を収め、5位をキープしている。一方、3位のローマは敵地でウディネーゼに2-1の勝利。これでリーグ戦8連勝となり、2位ナポリとの勝点差5を保っている。インテルにとってはわずかに残されたチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて、負けられない試合となる。なお、インテルはFWマウロ・イカルディが負傷により欠場。イタリア代表FWエデルが1トップに入った。

 序盤からチャンスを作ったのはローマ。10分、左サイドのディエゴ・ペロッティが相手最終ラインの裏へスルーパスを送ると、抜けだしたステファン・エル・シャーラウィがエリア左からグラウンダーのクロスを入れる。ファーサイドにモハメド・サラーが待ち構えていたが、ここは長友が戻ってCKに逃れた。

 一方、インテルも決定機を迎える。19分、エリア手前でボールを持ったアデム・リャイッチがエリア内左のイヴァン・ペリシッチへパスを送る。フリーのペリシッチが中央へ速い折り返しのボールを入れたが、ここはローマDFが体を張ってなんとか防いだ。

 続く32分、カウンターからパスを受けたマルセロ・ブロゾヴィッチがエリア手前でフリーとなる。右足でミドルシュートを狙ったが、倒れながらのプレーとなり、ボールは枠を捉えられなかった。

 ローマは前半の終盤に決定機と作る。35分、最終ラインからロングボールを受けたサラーがエリア内右からループシュートを狙った。GKサミール・ハンダノヴィッチと交錯気味になりながら放ったシュートがネットを揺らしたが、ここはオフサイドの判定となった。続く41分にはエリア内左でこぼれ球を拾ったエル・シャーラウィがボレーシュートを放ったが、ここはGKハンダノヴィッチがビッグセーブを見せて得点を許さなかった。このままスコアレスでハーフタイムを迎えた。

 後半立ち上がりの53分、先手を取ったのはアウェーに乗り込んだインテル。中盤でボールを奪うとカウンターにつながり、ブロゾヴィッチが左のペリシッチへスルーパス。これを左足でゴール右へ沈め、先制に成功した。

 リードを許したローマは、57分にセイドゥ・ケイタを下げてエディン・ジェコを投入した。ローマはジェコがシュートチャンスを作ったが、なかなか決めきることができない。75分、エリア手前右でボールを受けたエル・シャーラウィが右足シュートを放ったが、ここは惜しくも右サイドネットに外れてしまった。

 終盤はローマがチャンスを作る。84分、エリア手前でボールを持ったラジャ・ナインゴランがエリア内のジェコへパス。ジェコのシュートはミスキックとなったが、こぼれ球をナインゴランがスライディングシュート。これがゴール右下に決まり、ローマが土壇場で同点に追いついた。

 このまま試合は1-1で終了。両クラブの勝点は5のまま変わらず、インテルにとってはCL出場権獲得が厳しくなった。なお、長友はフル出場している。

 次節、ローマは敵地でラツィオと、インテルはホームでトリノと対戦する。

【スコア】
ローマ 1-1 インテル

【得点者】
0-1 53分 イヴァン・ペリシッチ(インテル)
1-1 84分 ラジャ・ナインゴラン(ローマ)


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