巨匠・降旗監督「岡田准一は人間に内在する"陰"を演じきれる」- 新作主演に

 

V6の岡田准一が、映画『追憶』(2017年公開予定)に主演することが18日、わかった。『駅 STATION』『鉄道員』『ホタル』など、日本映画史に残る作品を送り出した監督・降旗康男&撮影・木村大作タッグの最新作となる。

映画『追憶』出演の俳優陣(上段左から長澤まさみ、小栗旬、柄本佑、下段左から吉岡秀隆、木村文乃、安藤サクラ)

岡田が演じるのは、富山県警捜査一課の四方篤。刑事である四方の前に遺体となって現れる旧友・川端悟を柄本佑、その事件の容疑者となって現れる旧友・田所啓太を小栗旬が演じる。少年時代をすごした3人が、刑事・被害者・容疑者という形で25年ぶりに再会し、過去と対峙する物語だ。また、共演に長澤まさみ、木村文乃、安藤サクラ、吉岡秀隆が並ぶ。

岡田は「映画界の至宝の方々とお仕事ができることを光栄に思います。素晴らしいキャストの皆様と、一つ一つを大切につむぎながら、降旗監督と木村大作さんの背中を追いかけていきたいと思います。お二人のエネルギーに影響を受けながら、映画を愛する方々の愛をしっかり見てきます。作品の完成を楽しみにしていて下さい」と、映画界への思いを語った。

小栗は「こういった作品に声をかけていただけるとは思っていなかったので、ただ単純にとにかく存在していて良かったなと思います」と恐縮のコメントを残す。2001年のNHKドラマスペシャル『大化改新』で共演経験のある岡田については、「若き日々よりいつかまた一緒に仕事をしようと語っていた岡田さんとこういう形でお会い出来るのもとても大きな縁を感じます」と、喜びを語った。

■降旗康男(監督)コメント
木村大作さんとは、9年ぶりのタッグということで古巣に戻った気持ちです。歳も歳(81歳)なので、いつもこれが最後の作品になるかもしれないと思って臨んでいる中、今回また木村さんと一緒に組めて良かったです。岡田准一さんとは初めてですが、人間に内在する"陰"を演じきれる日本映画界では数少ない主演俳優だと思っているので、その"陰"をうまく引き出したいと思います。
■木村大作(撮影)コメント
降旗監督とは15作目になりますが、監督からは今までにやったことない事を求められていますし、今回は主役に岡田准一という俳優を新たに迎えるので「新しい旅のはじまり」だと思っています。岡田准一さんは、俳優にとって一番大切な"目"を持っていると思います。彼の横顔の伏し目に潜む"陰"を撮りたいです。また、撮影にあたり北陸の地の"厳しさ、寂しさ、美しさ"を詩情豊かに映し、都会で生きる人々をドキュメンタリー風に生々しく撮ることでその対比を上手く表現していきたいと思っています。

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