米国時間で3月21日午前10時(日本時間で22日午前2時)より米Apple本社キャンパスでスペシャルイベントが開催されるが、ここで発表されるとみられる4インチ版iPhoneの「iPhone SE」(仮称)で4K撮影に対応したカメラが搭載されるという噂がある。廉価版という見方もある4インチ版iPhoneだが、性能的にはほぼ現行iPhone 6sシリーズに匹敵するといわれており、これまでAppleが取りこぼしていたユーザーの取り込みに貢献するかもしれない。

同件はApple Insiderが報じている。もともとiPhone SEは、既存のiPhone 6sシリーズと同等のA9プロセッサを採用し、カメラもPlusではないiPhone 6sのスペックにほぼ準拠したものが搭載されるといわれている。そのため、「あえて既存製品のプレミア感を出すために4インチ版の性能を落とす」ということをAppleがしない限り、4K撮影は十分可能だと考えるのが自然だ。もし4Kサポートが行われた場合、位置付け的には廉価版ではなく「既存のフラッグシップモデルの派生品の1つ」というのが正しいだろう。

発表後の同週には日本国内での展開についても採用キャリアから発表があるとみられ、これまでiPhone 5シリーズから離れられなかったユーザーには新たな選択肢となるかもしれない。ぜひウォッチしていてほしい。