IICパートナーズは3月16日、「退職金・企業年金に関する会社員の意識調査」の結果を発表した。対象は20代~50代の会社員1,000名。調査は2016年1月に実施。

退職金・企業年金制度、53.2%が「知っている」

「勤め先の退職金・企業年金制度についてどれくらい知っているか」を聞いたところ、53.2%が「知っている」(「だいたい知っている」27.8%+「それなりに知っている」25.4%)、34.6%が「知らない」(「あまり知らない」22.2%+「ほとんど知らない」12.4%)、「なんともいえない」の割合は12.2%だった。

「お勤め先の退職金・企業年金制度についてどれくらい知っていますか」

「退職金・企業年金制度に関してお勤め先の会社から説明がなされているか」を質問した。結果、49.6%が「されていない」(「あまりなされていない」22.2%+「ほとんどなされていない」27.4%)、40.1%が「されている」(「ある程度なされている」29.1%+「詳しくなされている」11.0%)。10.3%が「なんともいえない」と回答した。

「退職金・企業年金制度に関して、お勤め先の会社からの説明はなされていますか」

「退職金・企業年金制度に関して、どんな情報を把握しておきたいと思うか」を聞くと、82.0%が「もらえる金額」で最多となった。次いで「制度内容」(68.2%)、「会社の方針・意図」(29.0%)。以降、「他社との比較」(18.4%)、「特にない」(3.7%)、「その他」(0.6%)と続いた。

「退職金・企業年金制度に関して、どんな情報を把握しておきたいと思いますか」(複数回答)