図研ネットウエイブは3月14日、台湾のQNAP Systems(QNAP)と代理店契約を締結し、4月1日からQNAP製のNAS(共有ストレージ)「QNAP Turbo NAS」の販売を開始すると発表した。

昨今、企業で取り扱われるデータ量が急速に増加していくにつれ、ストレージの重要性、利用方法も変化しており、それに伴い今後のストレージ市場は全体的に成長していくことが予想されている。

そのような状況下においてネットワーク上に直接接続するNASの市場は、ネットワークの高速化によるボトルネックの解消もあり、ビッグデータ、仮想化、バックアップなど、さまざまな用途に利用でき、構築、管理が容易に行えるほか、低価格で導入が可能というメリットから、今後も伸びる傾向にあるという。

図研ネットウエイブの代表取締役社長 中村郁生氏は「この度、弊社のストレージソリューションに QNAP Turbo NAS という新たな製品が加わったことを大変うれしく思っております。当社は今まで長年に渡りエンタープライズ向けの大規模ストレージソリューションの販売、保守サポートを数多くしてまいりましたが、エンタープライズでの中小規模ストレージ利用においても弊社の技術力、サポート力はお客様に最適なソリューションを提供するポイントとなると確信しております。今後も弊社は、このQNAP Turbo NASとともにお客様に安心できるストレージソリューションを提供してまいります」と述べている。