ワールド・モード・ホールディングス(WMH)のグループ会社であるアイ・ディ・アクセス(iDA)はこのほど、ファッション・コスメ業界で働く女性を対象とした「お仕事に関する調査」の結果を発表した。

「社会人1 年目にやっておけばよかった」と思うこと

新社会人になるとき不安だったこと、1位「人間関係」

初めて就職をするときに不安だったことを尋ねたところ、「人間関係」が71.7%、「仕事についていけるか、慣れるか」が60.0%と、これら2項目が圧倒的に多かった。

「社会人1年目にやっておけばよかった」と思うことは、「資格を取得すればよかった」が38.7%でトップとなり、次いで「お金を貯めていればよかった」が31.0%、「人脈を広げればよかった」が27.0%と、実用的な項目が上位を占めた。一方、コミュニケーションを意識した「もっと仕事関係の飲み会に参加すればよかった」は2.3%で最も低かった。

WMH広報は「バブル期を過ごした50代の背中を見ながら生きてきたのが30~40代。かつては終身雇用など安定感があったが、今は時代が変わってきている。時代にマッチしていない誤差のような部分を、今になって後悔しているのではないか」と考察している。

現在「社会人1年目の人」へ、人生の先輩としてアドバイスしたいことを聞くと、「もっと若いうちに努力した方が、ゆくゆくの財産になる」が34.0%で最多、次は「もっと気を楽に構えていい、人生は長い」で32.7%となった。

調査期間は2016年2月10~12日、有効回答は30~40代の女性300人。