エアバスは現地時間の3月11日、インドのインディゴに同社初のA320neoを引き渡したことを発表した。これにより、インディゴはインドおよびアジアにおける最初のA320neoの運航会社となる。

右から、インディゴのフライト・オペレーション部門バイスプレジデントのアシム・ミトラ氏、エアバスのキラン・ラオ マーケティング、ストラテジー担当エグゼクティブ・バイスプレジデント氏

インディゴは旅客輸送量においてインド最大の航空会社であり、エアバスA320ファミリーの最大顧客の一社で、合計530機を発注している。その内訳はA320neoが430機(2015年に250機、2011年に180機を発注)、A320ceoが100機(全機引き渡し済み)となっている。

インディゴはエアバスA320ファミリーの最大顧客の一社で、合計530機を発注している

A320neoファミリーは、新型エンジンと大型のウイングチップであるシャークレットを取り付け、燃費を最大15%削減する。さらに、2020年までには最大20%の削減を可能にし、それにより年間1機当たりのCO2排出量を5,000t削減することができるようになるという。

A320ファミリーはこれまでにおよそ1万2,500機の受注を獲得し、約300社の顧客に6,900機以上を引き渡しているベストセラー単通路型機。幅広い客室を備え、エコノミー・クラスで標準18インチの快適な座席を装備している。