[ザ・リーダー]JAL植木義晴社長 “奇跡の復活”の真相 父・片岡千恵蔵との秘話も

  [2016/03/12]

機内で語るJALの植木義晴社長(右)と高井美紀アナウンサー=MBS提供

 経済界を引っ張る経営者にMBSの高井美紀アナウンサーがインタビューし、その人間像を描きだすドキュメンタリー番組「ザ・リーダー」(MBS、関西ローカル)が13日午前5時から放送される。2010年の事実上の経営破たんから驚異的なスピードで再建を果たした日本航空(JAL)の植木義晴社長に、日本国内でも初めてという定期便パイロットからの社長就任や、時代劇スターの父・片岡千恵蔵さんとの思い出などに迫る。

 番組は、誰もが知っている大企業の社長、ちょっとユニークな中小企業のオヤジたち、次々とヒット商品を生み出す企業の経営者ら経済界を引っ張るリーダーを、MBS高井美紀アナが訪ね、人心掌握術、健康法、趣味、愛読書などさまざま話を聞き、“関西経済の潜在力”を探るというもの。

 植木社長は1975年に日本航空に入社。以来35年間パイロットとして日本と世界の空を飛び回り、「太陽が西から昇ることがあっても日本航空がつぶれることはない」と信じていたが、2010の経営危機の際、経営陣に加わった。

 インタビューはJALの機内で行われ、植木社長は高井アナをコックピットに案内。パイロットとしての経験を語り、パイロットに欠かせない素質として「散漫なる集中力」を挙げ、「必死になって計器を見ながら、周りの景色を見られる。自分の中に、すべてをバランスよくできる人間と最後に決められる人間の二人がいる。自分も含む500人の命を預かっているので、右か左の決断をしないといけないときに、必ず正しい決断を自信をもってしなくては機長は務まらない」といい、さらに「いまは命ではないけど、3万2000人の社員の生活を、家族も含め背負っている」と語った。

 パイロットから経営陣に参画し、再建のためリストラを担当した経験を振り返り、「40年来、同じ苦しみと喜びを味わった仲間を、役員として“辞めてくれ”と言わなければならなかったのはつらかった」と話す。細かいコストカットなど必死の変革で社員が一丸となったことが再建につながったという。

 再建の指揮を執った稲盛和夫前社長の“鶴の一声”から、JALの象徴ともいえる鶴のマーク「鶴丸」が復活した経緯も明かした。多くの反対もある中、必死の作業で東日本大震災後の仙台の第1便に間に合わせ、「鶴丸の飛行機が第1機として下りた瞬間、みんなで泣きましたね」と振り返った。

 また、父・片岡千恵蔵の三男として、幼いころに数本の映画にも出演したというエピソードも紹介。なぜ俳優の道を進まなかったか、真相も明かしている。

 さらに、一時はパイロットになる道をあきらめさせた訓練生の養成講座を再開させるなど、JALの「奇跡の復活」を振り返りながら、「社員を幸せにすることが経営破たんを乗り越えてきた我々の使命」というリーダー論に迫る。

 放送は13日午前5時~5時半。


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