保育園・幼稚園探し「パパが主体」は3.4% - 保活タスクの分担をどう考える?

 

幼稚園・保育園探しのパパの関与をどう考える?

幼稚園・保育園の情報サイト「園ナビ」はこのほど、「幼稚園・保育園探しに関する意識調査」の結果を発表した。調査によると、幼稚園・保育園探しの主体は92.3%が「ママ」。「パパ」については、3.4%にとどまっている。この結果について、託児付きサービスを提供している「ここるく」の代表取締役で、保活事情に詳しい山下真実さんに聞いた。

園を決める決定権も「パパ」は14.3%

同調査はインターネット上で2016年1月に行われ、18~45歳で幼稚園・保育園を探したことのある保護者350名から回答を得たもの。初めに、「幼稚園もしくは保育園を探すとき、不安はありましたか? 」と尋ねた。結果、25.1%の人が「非常に不安を感じた」と回答。「不安に感じた」(30.6%)、「少しだけ不安に感じた」(37.4%)をあわせると、93.1%の人が園探しに不安を感じていたことがわかった。

具体的には、「延長保育をできるところを探していたのですが、実際にどの程度の人が延長保育を利用しているかという実態が、見学へ行っても深いところまで聞けずにいたので不安でした」(30代正社員)、「親と同居していたので、入園順位が低いとのことで引っ越しました。職場復帰をしようとしても、保育園が決まらなかったらどうしようと不安になりました」(30代正社員)などがあがっている。

このような不安を抱える中、「園の情報は、どなたが1番メインで情報収集しましたか? 」との質問には、92.3%の人が「ママ」と答えた。一方で「パパ」は3.4%にとどまっている。また、園を決める決定権についても83.7%が「ママにある」と回答。14.3%の家庭では「パパ」が決定権を持つという結果になった。

保活タスクも上手に分担を

この結果について山下さんは、「アンケート回答者350人のうち半分以上(185人)が幼稚園に通っていると数値が出ているので、幼稚園入園者の傾向が影響していると思う」と分析。子どもを幼稚園に通わせる家庭の多くは片働き(妻が専業主婦)だと想定されるので、どうしても入園に関する情報収集や入園後の対応は母親主体になってしまうと推測した。

それでは、保育園を探す「保活」についてはどうか。これについては、「父親は通常通り仕事をしていて、母親だけが育休をとるというのが現状では主流。育休中に動かなければならない保活については、どうしても母親が主体になる」と話した。

山下さんによれば保育園だけに限ると、父親が保護者会に参加したり、送り迎えを妻と分担したりすることは当たり前の光景になってきていて、「入園後の生活については分担が進んでいると感じる」とのこと。一方で、保活のアドバイスをする側の身として「保活についても上手に分担してほしい」と語った。分担をするためには、「見学先の保育園リストや申し込み手続きのスケジュールを共有すること」がオススメだという。

「保育園落ちた日本死ね!!! 」のブログをきっかけに、待機児童問題にはさらなる注目が集まっている。母親だけでなく父親にも、保育の課題や目の前の入園問題にぜひ耳を傾けてほしい。

※写真と本文は関係ありません

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