スタックスは3月11日、Advanced-Lambdaシリーズのコンデンサー型イヤースピーカー「SR-L300」を発表した。発売は4月15日で、希望小売価格は40,000円(税別)。

SR-L300

SR-L300は、スタックス独自のエレクトロスタティック型(静電型)のヘッドホンで、2015年10月に発表した「SR-L700」「SR-L500」に続くエントリーモデル。

Advanced-Lambdaシリーズは、従来のSR-Λシリーズから振動板の電極部分を強化し、解像度とバランスを向上させた。SR-L300の振動板やハウジング部分は、上位モデルのSR-L500と同一のものを使用している。

SR-L500は、10段階のアジャスト機構を備えたデュアルアークを採用していたが、SR-L300では無段階のスライド式アークアッセイとなっている。また、SR-L500はケーブルの芯線素材にHiFCを使用していたが、SR-L300ではOFCに変更された。

再生周波数帯域は7Hz~41kHzで、静電容量は110pF。インピーダンスは145kΩで、バイアス電圧は580Vだ。ケーブルは平行6芯タイプで、長さは2.5m。質量は322g(ケーブル含まず)となっている。

同時に、SR-L300とドライバーユニット「SRM-252S」を組み合わせたイヤースピーカーシステム「SRS-3100」も発売する。希望小売価格は67,500円(税別)。

「SRS-3100」