シチズン時計は10日、高級時計ブランド「カンパノラ」の新製品として、音で時刻を告げるミニッツリピーター機能を搭載した2モデルを発表した。4月中旬から発売する。税別価格は、ステンレスバンドの「AH7060-53A」が370,000円、ワニ革(ブラック)バンドの「AH7061-00E」が340,000円。

今回の新モデルは、カンパノラでは8年ぶりとなるミニッツリピーターモデルとなる。コンセプトは「水琴窟(すいきんくつ)」で、秒や曜日、月などを表す大小様々な円が配置された文字板において、水面に滴り落ちていく雫の波紋をイメージしている。ミニッツリピーターの音色は、高い音・低い音・高低音の和音による3種類の時刻や、朝昼夜で異なる速さの音色を奏でるアラームなど。

AH7060-53A

AH7061-00E

2モデルとも、ケース素材はステンレスで、シチズンの表面硬化技術であるデュラテクトを施している。ケースサイズは径42×厚み15.5mm(設計値)、風防はデュアル球面サファイアガラス、ムーブメントは「Cal.6762」、防水性能は日常生活用防水。また、ステンレスバンドの「AH7060-53A」は文字板がシルバー、ワニ革(ブラック)バンドの「AH7061-00E」は文字板もブラックとなる。