ドルトムントがトッテナムに完勝…3発でEL8強入りに前進、香川は終盤出場

 

ロイスのゴールを喜ぶドルトムントの選手たち [写真]=Bongarts/Getty Images

 ヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦ファーストレグが10日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとトッテナムが対戦した。

 ドルトムントは、5日に行われたブンデスリーガ第25節で、バイエルンとの上位対決をスコアレスドローで終了。公式戦の連勝が7でストップしたものの、11戦無敗をキープしている。中4日で行われる今試合はスタメンを2名変更。GKロマン・ビュルキと負傷したイルカイ・ギュンドアンに代えて、GKロマン・ヴァイデンフェラーとゴンサロ・カストロが入った。バイエルン戦でメンバー外だった香川はベンチに復帰した。

 対してトッテナムは、5日に行われたプレミアリーグ第29節で、アーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”で2-2の引き分け。その前節もウェストハムに敗れたため、ここ2試合勝利から遠ざかっている。中4日で敵地に乗り込んでの今試合は、ハリー・ケインやムサ・デンベレらがベンチスタート。ソン・フンミン、クリスティアン・エリクセンらに加え、18歳のジョシュ・オノマーが先発メンバーに名を連ねた。

 前半はホームの大歓声に後押しされたドルトムントが攻勢に出る。7分、ピエール・エメリク・オーバメヤンのスルーパスから、エリック・ドゥルムがペナルティエリア内中央で滑り込みながらシュートを放つが、枠の右に外れた。11分には、左サイドのマルセル・シュメルツァーがクロスを供給。中央のオーバメヤンが放った右足ダイレクトボレーは、わずかにクロスバー上に外れた。14分、セカンドボールを拾ったヘンリク・ムヒタリアンが、エリア前ゴール正面から左足で強烈なミドルシュートを放つ。反応したGKウーゴ・ロリスに弾かれると、詰めていたオーバメヤンが押し込みゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定でノーゴールとなった。

 試合が動いたのは30分、主導権を握っていたドルトムントが先制する。左サイドでのパス交換から、最後はシュメルツァーがクロスを供給。中央のオーバメヤンが頭でゴール右隅に叩き込んだ。前半はこのままドルトムントの1点リードで折り返す。

 後半も勢いが続くドルトムントは51分、オーバメヤンがムヒタリアンのスルーパスでエリア内右に抜け出し、飛び出したGKを見てチップキック。シュートは枠の左に外れるが、これにカストロが反応。ライン際でシュートを放つが左ポストに阻まれた。ドルトムントは58分、スヴェン・ベンダーが負傷した模様で、代わりにネヴェン・スボティッチを投入。トッテナムもナセル・シャドリを下げてデンベレをピッチに送り出す。

 すると61分、ドルトムントが追加点を奪う。左CKのショートコーナーから、ムヒタリアンのクロスを中央のスボティッチが頭でファーに流す。そのボールに反応したゴール前のロイスが右足で豪快に押しこみ、ネットに突き刺した。さらにドルトムントは70分、オーバメヤンからのパスを、エリア手前左のカストロがダイレクトで中央に浮き球のパスを送る。抜け出したロイスが落ち着いて右足ダイレクトシュートを放ち、ゴール左に沈めた。リードを3点に広げられたトッテナムは、ソン・フンミンを下げてケインを投入し、アウェーゴールを狙う。

 ドルトムントは82分、オーバメヤンとロイスを下げて、香川とアドリアン・ラモスを送り出した。だが試合はこのまま動かずタイムアップ。ドルトムントがトッテナムに3-0の完勝を収め、ベスト8進出へ大きく前進した。

 セカンドレグは17日にトッテナムのホームで行われる。

【スコア】
ドルトムント 3-0 トッテナム

【得点者】
1-0 30分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
2-0 61分 マルコ・ロイス(ドルトムント)
3-0 70分 マルコ・ロイス(ドルトムント)


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