(左上から時計回りに)小池栄子、ケイン・コスギ、加藤雅也、篠田麻里子、三池崇史監督、山田孝之、武井咲、伊藤英明、小栗旬。 (c)貴家悠・橘賢一/集英社 (c)2016 映画「テラフォーマーズ」製作委員会

貴家悠、橘賢一原作による実写映画「テラフォーマーズ」の完成披露レッドカーペットイベントが、本日3月9日に東京・六本木ヒルズアリーナで開催された。

イベントには小町小吉役の伊藤英明、秋田奈々緒役の武井咲、武藤仁役の山下智久、蛭間一郎役の山田孝之、本多晃役の小栗旬、ゴッド・リー役のケイン・コスギ、堂島啓介役の加藤雅也、大張美奈役の小池栄子、大迫空衣役の篠田麻里子、三池崇史監督が登壇。大勢の観客が待ち受ける中、登壇者たちはリムジンで会場に登場し、大きな歓声を浴びながらレッドカーペットを歩いていく。

その後一同はステージ上に移動し、トークセッションがスタート。あいにくの天候で真冬のような寒さの中、伊藤が「皆さんの熱気を感じました!」と力強くコメントすれば、山田は「この寒い中、この場に立っている自分を褒めたいです」とジョークを飛ばす。また伊藤は本作について「アトラクションに乗っているかのような、ジェットコースタームービー。今まで観たことのない体感型映画です」とアピールした。

劇中で激しいアクションに挑戦した山下は、「僕はバッタ(の力を持った)役なんですけど、自分なりにイメージをふくらませて、(目の前に)いないはずの敵を想像しながら倒しました」と撮影を回想。CGが加わった完成版については、「自分が遠くの世界に行っちゃったような気がして。まるで自分じゃないみたいにカッコよかったです」と満足気に語る。もともと原作ファンだったという小栗は「小吉役が伊藤さんだって聞いたとき、これは完璧な映画になると思いました」と、そのキャスティングに太鼓判を押す。自身が演じた本多晃については「皆さん真面目に火星で戦われていたので、こっちはちょっとふざけたりして自由にやらせていただきました」と振り返った。

劇中で出演者が着用したスーツはミリ単位で細かく採寸したため、体型維持が大変だったという。そんな中で「一番スーツが似合ってたのは?」とMCから問われた武井は、「やっぱり伊藤さんですかね。鍛えてらっしゃいますし!」と回答した。

またこれまで「悪の教典」などでも三池組に参加してきた伊藤は、「面白いアイデアで、いつも僕たちをいろんなところに連れて行ってくれる」と、その強い信頼関係についてを説明。このコメントを受け、三池は「僕らは精一杯やったので、皆さんは何も考えないでただただ楽しんでください」と呼びかける。三池は本作の映倫区分が、誰でも鑑賞可能な「G」になったことについても触れ、「ファミリー映画という称号をもらいました。小学生にも楽しんでほしいと、心から思っています」と述べた。

映画「テラフォーマーズ」は4月29日よりロードショー。4月24日には、映画の前日譚にあたるオリジナルドラマ「テラフォーマーズ/新たなる希望」がdTVにて配信される。

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