NECネクサソリューションズは3月8日、マネージドネットワークサービス「Clovernet(クローバーネット)」シリーズの新サービスとして「Clovernet マルチクラウド対応モデル」の販売を開始すると発表した。

「Clovernet マルチクラウド対応モデル」が提供する複数のネットワーク接続方式

近年、企業の情報システムにおけるクラウドサービスの利用が拡大しており、これに伴いNEC Cloud IaaS、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azureなどのクラウドサービスを社内ネットワークに接続して、安全に利用したいという顧客ニーズが高まっているという。

新サービスの特徴は、用途に応じたさまざまなクラウドサービス(NEC Cloud IaaS、AWS、Microsoft Azure)に接続対応する。また、顧客がネットワークに求められる機能・コスト・セキュリティ・接続拠点環境などにに応じたバックボーン・アクセス回線を用意している。

インターネットVPN接続は、コストパフォーマンスに配慮したクラウド接続サービスとなり、閉域網接続は接続回線を10Mbpsから選択でき、用途に合わせたネットワーク環境が構築できる。広帯域への対応により、データ量増大にも対応可能だという。

さらに、24時間365日の監視・保守、IPSecによる強固なセキュリティ、マルチキャリアによる冗長化対応などは、Cloverカスタマーサポートセンター(CCSC)によりサポートされる。

価格は顧客ニーズに応じたネットワーク接続プランを用意(詳細は、別途見積)。参考価格はClovernet Ver.C AWS向け接続プランの場合、10Mbpsで月額料金が税別で6万4000円~。

Clovernetは、将来的にOffice 365への接続などクラウド活用に適したネットワークサービスの強化を予定しており、新サービスは今後1年間で100社への販売を目指している。