「自分が出たい気持ちある」…指揮官尊重も正GKの座を死守したい西川

  [2016/03/09]

合宿2日目のトレーニングに臨んだGK西川周作 [写真]=兼子愼一郎

 千葉県内でトレーニングキャンプを行う日本代表候補メンバーは、8日に練習2日目を迎えた。

 チームを率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督は選手たちに「国内組はもっとやらないといけない。ここに呼ばれている選手は本当に才能があって、もっとレベルを上げられる」と激励の言葉をおくったとようだ。

 練習後、浦和レッズGK西川周作は、そんな状況に「当然誰一人満足はしていない」ことを明かし、「そこ(レベルを上げられること)はポジティブに捉えながら、短いキャンプですけど監督がやろうとしていることを攻守においてもう一回思い出して、2週間後の(2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次)予選に向けていい意識でやれればいい」と、24日のアフガニスタン代表戦、29日のシリア代表戦に目を向けた。

 昨年8月以降は西川が正GKとしてゴールマウスを守ってきたが、GK川島永嗣が昨年11月にダンディー・Uへ加入して出場機会を得たことで、再びポジション争いに加わることになる。GK東口順昭(ガンバ大阪)、GK林彰洋(サガン鳥栖)、今回は負傷により不参加となったGK六反勇治(ベガルタ仙台)らと激しい定位置争いを繰り広げることになるが、西川は「所属チームでしっかりとやることができれば、またチャンスは来ると思っています」と、まずはクラブで結果を残すことが最も重要だと語る。

 一方で、ハリルホジッチ監督の選択を尊重する意識も持っていて、「予選は誰が出ようが、(自分が)出たい気持ちはありますけど、その時監督が決めるので、自分は(監督が)決めたことに従っていきたい。永嗣さんだけじゃなくて、ヒガシ(東口)だったり、林とレベルアップできれば」とGK陣全体で成長を続けたいという意思を示した。

 6日に行われた2016明治安田生命J1リーグ第2節のジュビロ磐田戦では、自らの不用意なミスが相手の先制点につながってしまった。これについて激しく非難されていることは自覚していて、「僕自身、(後方からパスをつなぐ意識で)続けることも大事ですけど、あれを一つの教訓にしながら、自分の中に思い切り外に蹴り出すっていう選択肢も持っておかないと、ああいうことが起きてしまう」と改めてリスク回避が必要なことを痛感させられたという。一方で「反省しながら、でも自分のスタイルを、自分のプレーをチームにプラスで貢献できたらと思います」と自らのプレースタイルを崩すことなく、うまく適応することを誓った。


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