意外なゴールで大記録を更新…佐藤寿人「自分らしい形で決めたかった」

 

J1通算得点記録を更新する158点目を決めた佐藤寿人 (右)[写真]=三浦誠

 2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第2節が6日に行われ、サンフレッチェ広島は名古屋グランパスと1-1の引き分けに終わった。

 この日、先発出場した広島FW佐藤寿人は、1点ビハインドで迎えた43分に同点ゴールを記録した。ピーター・ウタカがペナルティエリア手前中央から右サイドに浮き球スルーパスを供給。反応したミキッチがエリア内右の深い位置から折り返し、中央の柴崎晃誠がダイレクトで右足を振り抜く。すると、シュートはゴール前に詰めていた佐藤に当たってコースが変わり、枠に吸い込まれた。

「1つ目(ウタカのパス)に入ったところで(パスが)こなくて、2つ目の(ミキッチの)折り返しのところに反応したけど、自分にボールはこなかった。味方がシュートを打ったところを、当てたというよりも、(柴崎)晃誠のシュートが当たったという感じだった」と振り返る佐藤は、このゴールが自身J1通算158得点目となり、中山雅史(アスルクラロ沼津)、大久保嘉人(川崎フロンターレ)と並んでいたJ1通算最多得点記録を塗り替えた。

 一度はシュートを放った柴崎の得点とされていたが、後に記録が訂正されて佐藤のゴールとして認定された。意外な形でのゴールに本人も「もっと自分らしい形で決めたかったですけど、ゴールはゴール」と語った。

 ただ、チームはドローで公式戦の連敗を3で止めたものの、今季J1初白星を逃した。「ゴールを奪えたことよりも、勝てなかったことが悔しい試合だった。次はしっかり勝ちにつながる形で、159点目を決めたいと思う。とにかくFWとして得点を奪えるように、努力を積み重ねていきたい」と勝利に導くゴールを誓う広島のエースは、「開幕から2試合、決して悪い内容では無いと思うので、しっかり自分たちのサッカーを信じてやっていきたいと思う」と次戦へ意気込んだ。

 広島は次節、12日に湘南ベルマーレをホームに迎える。


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