昨季最下位のDeNAが優勝候補?その理由とは…

 

DeNAのラミレス監督

◆ 先発の頭数が揃い、リリーフ陣も充実

 大洋、横浜時代からも含め、初めての外国人監督、アレックス・ラミレスが監督に就任したDeNA。野球評論家や、ちまたのDeNAファンの声を聞くと、「今年もダメだろうな。来年以降に期待するよ」という話が多いようだ。だが、本当にそうだろうか。今年のDeNAは、もしかすると、優勝してしまうのではないか。

 もちろん、根拠はある。それを説明しよう。まずは、投手陣だ。久保康友、山口俊、モスコーソ、石田健大、砂田毅樹、三嶋一輝、ベテランの三浦大輔、さらには、ドラフト1位の今永昇太など先発候補が多い。

 粒ぞろいだし、そこそこ勝ち星を期待できる陣容だろう。そして、中継ぎ、抑えだが、抑えは昨季ブレイクした山崎康晃で決まり。勝ちパターンとして、三上朋也、エレラをセットアッパーとして起用し、勝利の方程式が完成する。先発候補の中からローテ入りできなかった投手を中継ぎで起用してもいい。

 これはセリーグ6球団の中でも、もっとも充実した投手陣だ。昨季も、オールスター前の前半戦では首位に立った。ラミレス監督は「先発の頭数は揃ったし、計算できる。山崎康はセリーグで一番のクローザーだろう。期待していい」と手応えを口にする。



◆ 打線も不動の4番に筒香がいる

 さらに、攻撃陣だ。何と言っても、筒香嘉智の覚醒が大きい。2010年、横浜高校から鳴り物入りで入団。だが4年間は、まったく鳴かず飛ばず。それが5年目の14年に初めて20本塁打をクリアし、昨季は、打率、本塁打、打点の打撃3部門でキャリアハイを達成。今や、DeNA不動の4番打者に成長した。ちなみに、筒香の年度別成績は、

10年:率.143 本1 点1
11年:率.241 本8 点22
12年:率.218 本10 点45
13年:率,216 本1 点3
14年:率.300 本22 点77
15年:率.317 本24 点93

 4番の筒香が固定され、今季は頼れる梶谷隆幸を2番に起用するという。ラミレス監督は「2番の梶谷は決まっている。攻撃的な野球? そうなるね」と明言。さらに1番・石川雄洋、3番・ロペス、5番・新外国人のロマックが決まっているという。

 1番から5番までが固定できるのは、強い打線の証明。昨季の巨人が打撃オーダーを固定できず、打線が低迷したが、たとえば、筒香は少々不調でも4番を外さない。不動の4番の存在が、DeNA打撃陣の象徴でもある。

 投手陣と打撃陣が安定してくれば、もちろん優勝も狙えるはずだ。あとは、ラミレス監督のコミュニケーション力や戦術理解がどこまで浸透するのかなど、細かなところに不安はある。だが98年に横浜が優勝したときも「マシンガン打線」と大魔神・佐々木主浩の存在が大きかった。投打がかみ合えば、優勝の可能性は出てくるはずだ。


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