「ニコニコ超会議2016」の開催に合わせ、向谷実氏プロデュースで大阪~海浜幕張間を走る「ニコニコ超会議号」ツアーのチケット発売日が3月9日に決定した。今年の「ニコニコ超会議号」は583系を使用。ツアースケジュールも一部公開された。

今年の「ニコニコ超会議号」は583系を使用し、大阪~海浜幕張間を京都駅経由で運行する

「ニコニコ超会議号」は、ニコニコ超会議が初めて開催された2012年から毎年運行されており、2012~2014年は大阪~上野間(北陸本線・信越本線・上越線経由)でブルートレインを運行。2015年は485系お座敷列車「華」による日帰りツアー(品川~海浜幕張間)となったが、チケットは「瞬殺で完売」となった。今年は「懐かしの583系寝台列車で運行! 向谷実さんと行く『ニコニコ超会議号』2016」として、4月28・29日の1泊2日(車中泊)のスケジュールで特別運行されることになった。

チケット発売を前に日本旅行特設サイトも開設され、特別経路で運行される「ニコニコ超会議号」のスケジュールも一部公開されている。大阪駅の発車時刻は4月28日20時0~30分頃で、京都駅経由でひと晩かけて運行。海浜幕張駅の到着時刻は4月29日10時10~40分頃とされた。

今回のツアーの募集人員は90名(最少催行人員80名)。「座席はお1人さまにつきゴロンとシート利用と座席利用をご用意!」とのこと。「ゴロンとシート」は3段での利用を予定しており、枕・カーテンは付くがシート・毛布・スリッパはなしとされている。「ニコニコ超会議号」には向谷実氏をはじめ、スーパーベルズと南田裕介氏も乗車予定。向谷氏による車内検札も行われ、トークタイムなども楽しめる。

ツアー参加者に「ニコニコ超会議号」の記念乗車券とオリジナルグッズも用意。「ニコニコ超会議2016」の入場券(1日券または2日券)が付き、会場の特別ゲートから入場できる(2日券付プランの2日目は一般入場)。1人あたりの旅行代金は「入場券1日券付プラン」2万6,800円、「入場券2日券付プラン」2万7,800円。日本旅行特設サイトにて、3月9日20時から予約を開始する。最終締切は3月31日までだが、今年も激戦が見込まれるという。

「ニコニコ超会議2016」は4月29・30日の2日間、幕張メッセ全エリアとQVCマリンフィールドを会場に開催。「向谷実 Produce! 超鉄道」ブースにて、103系トレインシミュレータとホームドアを使った運転士体験、本物の運転士・車掌の制服を着てのなりきりコスプレ、Nゲージを使用した鉄道ジオラマなどの企画も実施される。