エムアイセブンジャパンは、PreSonusのDAWソフトウェア「Studio One」の最新無償アップデートであるバージョン 3.2を発表した。

「Studio One 3.2」では、これまで DAW では不可能だった方法でミックス体験を根本から変えるようデザインされた革新的な新しいMix Engine FXを含む、50を超えるプロフェッショナル・ツールとワークフロー機能向上が提供される

最新版では、Studio One のネイティブ・ミックス・エンジンのチューンまたはバイパス / リプレイスを可能にする「Mix Engine FX プラグイン」機能を採用。従来のプラグインとは異なり、Mix Engine FXは、バス経由でルーティングされた各チャンネルをソースで個別に、またはサミング・ ポイントで処理できるほか、ステイト・スペース・モデリングを使用してアナログ・ミキサー・システムのトポロジーと構成部品を再現した初のMix Engine FX純正プラグイン「Console Shaper」も提供する。

また、今後Slate Digital、 Softube、Acustica Audio、その他のサードパーティ・デベロッパーからMix Engine FXがリリースされる予定。さらに、VCAフェーダーをはじめ、ズーム・ショートカット、トランジェント単位のタブ移動、代替トランスポート・モード、新しい再生スタートマーカー、バーチャル・インストゥルメント・パートのオーディオ書き出しのドラッグ & ドロップなど、数々の音楽制作ワークフローをさらに高速化する新機能も搭載している。なお、同アップデートは、Studio One 3 登録済みユーザー全員へ無償提供されるとのこと。